特許
J-GLOBAL ID:200903080967513899

射出成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-051596
公開番号(公開出願番号):特開平10-244563
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 成形材料の粘度が変化しても品質の高い射出成形物を製造できる射出成形装置を提供する。【解決手段】 射出成形装置は、成形型10に成形材料40を充填するため、射出機20、押出機30、油圧装置60、制御装置70A、位置センサ50および圧力センサ55を有する。制御装置70Aは位置センサ50の射出スクリュー22の位置検出信号に基づいて射出制御を行うが、射出工程から保圧工程への切換時、圧力センサ55の読みから成形材料40の粘度を推定し、推定粘度と基準粘度との差から射出工程から保圧工程へ切り換える射出スクリュー22の位置を補正する。すなわち、推定した粘度が低いときは射出スクリュー22の位置は浅い位置にして過充填を防止し、推定した粘度が高いときは射出スクリュー22の位置を深くして充填を充分にする。
請求項(抜粋):
成形型(10)に成形材料(40)を充填する射出機(20)と、該射出機(20)の加熱シリンダ(24)収容されている射出スクリュー(22)を移動させるピストン(36)を有する押出機(30)と、押出機(30)を駆動させる液圧装置(60)と、前記射出スクリュー(22)の位置を検出する位置センサ(50)と、前記位置センサ(50)の読みに応じて射出成形処理を行う制御装置(70A)とを有する射出成形装置において、前記射出機(20)内の前記成形材料(40)の粘度を推定する圧力センサ(55)を設け、前記制御装置(70A)は、前記圧力センサ(55)の読みと基準値との差に基づいて、射出工程から保圧工程へ切り換える前記射出スクリュー(22)の位置を調整することを特徴とする射出成形装置。
IPC (2件):
B29C 45/50 ,  B29C 45/76
FI (2件):
B29C 45/50 ,  B29C 45/76
引用特許:
審査官引用 (6件)
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