特許
J-GLOBAL ID:200903081269930581

高純度コバルトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-224389
公開番号(公開出願番号):特開2001-020021
出願日: 1999年07月02日
公開日(公表日): 2001年01月23日
要約:
【要約】【課題】金属不純物含量の極めて低い高純度コバルトを効率良く製造する方法を提供する。【解決手段】原料塩化コバルト水溶液中に含まれる鉄、亜鉛、スズ、ニッケル、カルシウム、ナトリウム、マグネシウムなどの金属不純物のうち、塩化物イオンと塩化物錯体を形成するものをA群の不純物、形成しないものをB群の不純物とし、該塩化コバルト水溶液を陰イオン交換樹脂に接触させることによりA群の不純物を除去する第一工程と、アミン系有機溶媒抽出剤を使用してB群の不純物を除去する第二工程により、不純物を効率良く除去して得た高純度塩化コバルト水溶液を、濃縮乾固後水素気流中で還元、または電解還元して高純度コバルトを製造する。
請求項(抜粋):
塩酸濃度2〜6mol/Lの塩化コバルト水溶液を陰イオン交換樹脂に接触させ、陰イオン交換樹脂に対する分配係数がコバルト塩化物錯体のそれよりも大きい錯体を形成する金属不純物(鉄、亜鉛、スズ等)を吸着させて分離する第一工程と、第一工程で得られた塩化コバルト水溶液をアミン系有機溶媒抽出剤と接触させ、コバルト塩化物錯体のみを有機相に抽出させた後、該有機相を水と接触させてコバルト塩化物錯体を逆抽出し、ニッケル、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム等の金属不純物を含まない塩化コバルト水溶液を得る第二工程を組み合わせることにより得られる高純度塩化コバルト水溶液を、濃縮乾固し次いで水素気流中で還元、または電解還元することを特徴とする高純度コバルトの製造方法。
IPC (3件):
C22B 23/00 ,  C01G 51/08 ,  C25C 1/08
FI (3件):
C22B 23/04 ,  C01G 51/08 ,  C25C 1/08
Fターム (21件):
4G048AA01 ,  4G048AB08 ,  4G048AB09 ,  4G048AC03 ,  4G048AC06 ,  4G048AD03 ,  4G048AE06 ,  4K001AA07 ,  4K001BA08 ,  4K001CA09 ,  4K001DB07 ,  4K001DB11 ,  4K001DB19 ,  4K001DB21 ,  4K001DB36 ,  4K058AA12 ,  4K058BA17 ,  4K058BB03 ,  4K058CA05 ,  4K058FC13 ,  4K058FC17
引用特許:
審査官引用 (6件)
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