特許
J-GLOBAL ID:200903081270420872

ドアロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-346927
公開番号(公開出願番号):特開平10-184145
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 自動ロック作動中のドアハンドル開操作時には自動ロック作動をキャンセルできるようにした装置において、自動ロック作動の途中でモータが停止しても容易に手動ロック解除可能とすること。【解決手段】 ラッチ2と一体回動するラッチレバー8と、回動中心の回動ピン22に対してラッチレバー8に係合する基本位置と係合しないキャンセル位置とにスライドするクローズレバー21と、回動ピン22を中心に回動してクローズレバー21にモータ26の駆動力を伝達可能にキャンセルピン23で連結されたプッシュレバー20と、ドアハンドルの開操作によりクローズレバー21を基本位置からキャンセル位置にスライドさせるキャンセルレバー30と、クローズレバースライド時のキャンセルピン23の移動を許容する長溝20bと、プッシュレバー回動時のキャンセルピン23の移動を許容する長穴30cとを設けた。
請求項(抜粋):
車体に設けられたストライカと、ドアに設けられて前記ストライカと係合するラッチと、このラッチがストライカとの係合が浅いハーフラッチ位置とこの係合が深いフルラッチ位置とに位置するときにそれぞれ係合してラッチとストライカとが係合した状態を維持させるポールと、によりロック本体が構成され、前記ポールは、ドアハンドルの開操作に連動して前記ラッチとの係合を解除するよう構成され、前記ラッチには、モータの駆動力をハーフラッチ位置からフルラッチ位置への回動方向に伝達させる伝達機構が設けられ、前記モータの駆動を制御する制御手段が設けられ、前記制御手段は、前記ラッチのハーフラッチ位置を検出すると、伝達機構によりラッチをフルラッチ位置とするまでモータを駆動させ、ラッチのフルラッチ位置を検出すると伝達機構がラッチと係りのない初期状態に戻るまでモータを逆転駆動させるよう構成されたドアロック装置において、前記伝達機構が、ラッチと同軸で一体回動するラッチレバーと、回動ピンを中心に回動可能に支持されてこの回動途中でラッチレバーと係合してラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置へ移動させるクローズレバーと、前記回動ピンと同軸で回動可能に支持されているとともに前記クローズレバーと同期回動可能に一端部がクローズレバーに連結され、他端部にモータの駆動力が入力可能に形成されたプッシュレバーとを備え、前記クローズレバーが、前記回動ピンに対して、前記ラッチレバーと係合可能な基本位置と、前記ラッチレバーと係合不可能なキャンセル位置との間でスライド可能に支持され、前記プッシュレバーとクローズレバーの一端部との前記連結は、前記クローズレバーの基本位置とキャンセル位置間のスライドを許容する構造に形成され、前記クローズレバーに連結されてドアハンドルの開操作に伴いクローズレバーを基本位置からキャンセル位置にスライドさせるキャンセルレバーが設けられていることを特徴とするドアロック装置。
IPC (2件):
E05B 65/32 ,  B60J 5/00
FI (2件):
E05B 65/32 ,  B60J 5/00 M
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 自動車用扉のクロージャー装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-036865   出願人:株式会社大井製作所
  • ドアロック装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-071772   出願人:日産車体株式会社
  • ドア閉鎖装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-217397   出願人:アイシン精機株式会社

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