特許
J-GLOBAL ID:200903081501726899

α-オレフィン重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-183868
公開番号(公開出願番号):特開2002-003505
出願日: 2000年06月20日
公開日(公表日): 2002年01月09日
要約:
【要約】【課題】 α-オレフィンのスラリー重合又はバルク重合において、除熱設備を有する反応槽を用い、反応槽の中のスラリーの均一混合性能を改善し、反応器内における固体粒子の滞留量を実質的に高め、触媒の効率を高め、攪拌所要動力を軽減することができるα-オレフィン重合体の製造方法の提供。【解決手段】 少なくとも1槽以上の重合槽を用いて、α-オレフィンをスラリー重合、又はバルク重合し、該重合で発生する重合熱を蒸発物質の蒸発による潜熱を利用して除熱するα-オレフィン重合体の製造方法において、生成する固体粒子が特定の粒子径を有し、重合槽内のスラリー中の特定の固体粒子濃度で、重合槽における蒸発物質が特定の空塔ベースの蒸発線速を有し、重合槽内のスラリー中の蒸発物質が特定の気泡含有率を有し、特定位置におけるスラリー中の固体粒子濃度を一定にするに必要な最小攪拌回転数以上となりうる攪拌回転数条件で運転することを特徴とするα-オレフィン重合体の製造方法。
請求項(抜粋):
少なくとも1槽以上の重合槽を用いて、立体規則性触媒の存在下に、α-オレフィンをスラリー重合又はバルク重合し、該重合で発生する重合熱を蒸発物質の蒸発による潜熱を利用して除熱するα-オレフィン重合体の製造方法において、該重合で生成する固体粒子の平均粒子径が500〜2,000μmの範囲であり、重合槽内のスラリー中の固体粒子濃度が20〜60wt%であり、且つ、重合槽における当該蒸発物質の空塔ベースの蒸発線速(Ug)が1.0〜6.0cm/secの範囲であって、重合槽内のスラリー中の当該蒸発物質の気泡含有率[気泡の容積/(気泡の容積+スラリーの容積)×100]が40vol%以下であり、さらに、当該重合槽内の液面高さ(H)に対し、直胴部下端(下部Tangential Line)を基準として0.9H〜1.0Hの位置におけるスラリー中の固体粒子濃度[上部濃度]と0〜0.1Hの位置におけるスラリー中の固体粒子濃度[下部濃度]の比が一定になるために必要な最小攪拌回転数[粒子濃度平衡攪拌回転数(Nus又はNusg)]以上となりうる攪拌回転数条件で運転することを特徴とするα-オレフィン重合体の製造方法。
IPC (6件):
C08F 2/00 ,  B01F 7/00 ,  B01F 7/16 ,  C08F 2/01 ,  C08F 2/02 ,  C08F 2/08
FI (7件):
C08F 2/00 Z ,  B01F 7/00 B ,  B01F 7/16 F ,  B01F 7/16 L ,  C08F 2/01 ,  C08F 2/02 ,  C08F 2/08
Fターム (25件):
4G078AA13 ,  4G078AA21 ,  4G078AB11 ,  4G078BA05 ,  4G078CA01 ,  4G078CA08 ,  4G078DA30 ,  4J011DA02 ,  4J011DA04 ,  4J011DB16 ,  4J011DB19 ,  4J011DB23 ,  4J011FA01 ,  4J011FA06 ,  4J011FB04 ,  4J011FB07 ,  4J011FB11 ,  4J011FB16 ,  4J011HA03 ,  4J011HB01 ,  4J011HB03 ,  4J011HB05 ,  4J011HB07 ,  4J011HB16 ,  4J011HB18
引用特許:
審査官引用 (5件)
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