特許
J-GLOBAL ID:200903081504413344

RFタグシステム,RFタグ及びタグリーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 サトー国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-232714
公開番号(公開出願番号):特開2009-064315
出願日: 2007年09月07日
公開日(公表日): 2009年03月26日
要約:
【課題】電池交換などの管理に手間を要することなく、通信距離をより柔軟に設定することができるRFタグシステムを提供する。【解決手段】RFタグに、リーダライタより送信されるキャリアから自身の動作用電源を生成する電源生成部とその動作用電源電力を蓄積する電源蓄積部とを備え、動作モードとして、電源生成部より供給される電源で動作してバックスキャッタ方式で応答を行うパッシブモードと、電源蓄積部より供給される電源で動作して自身が送信するキャリアを変調して応答を行うアクティブモードとを実行可能に構成する。RFタグは、アクティブモードで動作を開始してリーダライタがキャリアをOFFすると周期T1で自発的に応答を送信し、アクティブモードで動作してコマンド送信を待つ期間Taと、パッシブモードで動作してコマンド送信を待つ期間Tpとを切り換え、リーダライタより選択コマンドを受信すると、そのコマンドを受信した際の動作モードで通信を行う。【選択図】図8
請求項(抜粋):
タグリーダとRFタグとが電磁波を用いて通信を行うRFタグシステムにおいて、 前記RFタグは、前記タグリーダより送信される電磁波を受信するアンテナと、このアンテナによって受信される電磁波より自身の動作用電源を生成する電源生成部と、前記動作用電源電力が蓄積される電力蓄積部と、この電力蓄積部の電力蓄積量を検出する蓄積量検出部と、前記電力蓄積量に応じて動作モードを切り替える制御部と、前記動作モードに応じて前記電源生成部と前記電力蓄積部との何れより供給される電源を使用するかを切替える電源選択部と、前記タグリーダより送信される電磁波を用いてバックスキャッタ方式により応答信号を返信するパッシブ変調部と、前記電力蓄積部より供給される電源により自身が送信する電磁波を変調して応答信号を返信するアクティブ変調部と、前記動作モードに応じて前記パッシブ変調部と前記アクティブ変調部との何れか一方を選択する応答方式選択部とを備え、 前記RFタグの動作モードは、前記電源選択部が前記電源生成部を選択すると共に前記応答方式選択部が前記パッシブ変調部を選択するパッシブモードと、前記電源選択部が前記電力蓄積部を選択すると共に前記応答方式選択部が前記アクティブ変調部を選択するアクティブモードとを有し、 前記RFタグは、前記タグリーダより送信される電磁波を受信して前記電源生成部が生成した動作用電力を前記電力蓄積部に蓄積し、生成した動作用電力がパッシブモードで動作可能なレベル以上となった場合にパッシブモードで動作可能となり、前記電力蓄積部に蓄積した電力量がアクティブモードで動作可能なレベル以上となった場合にアクティブモードで動作可能となり、 前記タグリーダは、前記無変調キャリアを送信してRFタグに電力を供給する電力供給期間と、キャリアを変調して前記RFタグにコマンドを送信する期間と、パッシブモードにて前記RFタグからの応答を受信するためのキャリア送信期間と、アクティブモードにて前記RFタグからの応答を受信するためのキャリア停止期間とを有し、送信するコマンドによって前記RFタグの動作モードを指定し、 前記RFタグは、前記タグリーダによって指定された動作モードでの動作が可能な場合は前記動作モードにおける応答期間で応答し、その応答データに少なくとも自身の固有IDを示す情報を含み、 前記タグリーダは、前記RFタグからの応答を受信すると、検出したRFタグに対して固有IDと動作モードとを指定して通信を行うことを特徴とするRFタグシステム。
IPC (4件):
G06K 17/00 ,  H04B 5/02 ,  H04B 1/59 ,  G06K 19/07
FI (4件):
G06K17/00 F ,  H04B5/02 ,  H04B1/59 ,  G06K19/00 H
Fターム (14件):
5B035AA02 ,  5B035BB09 ,  5B035CA12 ,  5B035CA23 ,  5B058CA17 ,  5B058CA23 ,  5B058KA02 ,  5B058KA04 ,  5B058KA21 ,  5K012AB05 ,  5K012AC06 ,  5K012AC08 ,  5K012AC10 ,  5K012BA02
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
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