特許
J-GLOBAL ID:200903081639894423

流体封入式円筒形マウントおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-310382
公開番号(公開出願番号):特開平10-153233
出願日: 1996年11月21日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 流体封入式筒形マウントにおいて、長いオリフィス通路を簡単な構造と優れたマウント製作性をもって実現すること。【解決手段】 周方向に半周より大きな長さで延びる略C字形状のオリフィス部材44を、その周方向両端部間に形成された開口部51において、本体ゴム弾性体16の外周面に接着された金属スリーブ18の軸直角方向外方から嵌め込むことにより、流体室56,58間に跨がって延びる状態で配設すると共に、外周側に外筒金具14を外挿し、オリフィス部材44の外周面に開口して形成された凹溝46を該外筒金具14で覆蓋することにより、それら両流体室56,58を相互に連通するオリフィス通路62を形成した。
請求項(抜粋):
軸部材と、該軸部材の外周側に所定距離を隔てて配された金属スリーブとの間に本体ゴム弾性体を配設し、該本体ゴム弾性体をそれら軸部材と金属スリーブに接着する一方、該軸部材を挟んで軸直角方向に対向位置する両側に、それぞれ金属スリーブに設けられた窓部を通じて外周面に開口する複数のポケット部を形成すると共に、前記金属スリーブに外筒部材を外嵌装着して前記窓部を閉塞せしめることにより、内部に非圧縮性流体が封入された複数の流体室を形成し、更にそれらの流体室を相互に連通するオリフィス通路を設けた流体封入式円筒形マウントにおいて、周方向に半周より大きな長さで延びる略C字形状を有し、周方向両端部間の開口部において、前記本体ゴム弾性体の外周面に接着された金属スリーブに対して軸直角方向外方から嵌め込まれて装着されることにより、前記軸部材を挟んで対向位置する二つのポケット部の開口窓部間に跨がって配設されたオリフィス部材を設けると共に、該オリフィス部材に対して外周面に開口して延びる凹溝を形成し、該オリフィス部材の外周面を前記外筒部材によって密着支持せしめて該凹溝を覆蓋することにより、前記オリフィス通路を形成したことを特徴とする流体封入式円筒形マウント。
IPC (2件):
F16F 13/14 ,  F16F 13/08
FI (3件):
F16F 13/00 620 W ,  F16F 13/00 620 Y ,  F16F 13/00 620 F
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-227478   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 円筒型液封入防振マウント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-151431   出願人:東洋ゴム工業株式会社, トヨタ自動車株式会社

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