特許
J-GLOBAL ID:200903081715036920

偏光ビームスプリッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 佐野 静夫 ,  山田 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-280188
公開番号(公開出願番号):特開2004-117760
出願日: 2002年09月26日
公開日(公表日): 2004年04月15日
要約:
【課題】低い入射角依存性で偏光分離を良好に行い得る波長帯域が広い偏光ビームスプリッタを提供する。【解決手段】2つのプリズム(10,20)で挟まれた誘電体多層膜(30)を第1の積層部と第2の積層部とで構成して、第1の積層部を第1の波長λ1を基準として設計し、第2の積層部を第2の波長λ2を基準として設計する。また、λ1<λ2≦1.55・λ1を満たすようにし、第1、第2の積層部の高屈折率層と低屈折率層の屈折率の差の大小関係と、プリズム頂角θと角θ1、θ2との差の大小関係を、一致させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
光を入射させる第1の面と、第1の面に対して鋭角を成す第2の面を有する第1のプリズムと、第1のプリズムの第2の面に対向する第2のプリズムと、第1のプリズムと第2のプリズムとに挟まれた誘電体多層膜とを備え、誘電体多層膜が、第1の波長の1/4の光学的膜厚を有する高屈折率層と低屈折率層を交互に積層した第1の積層部と、第2の波長の1/4の光学的膜厚を有する高屈折率層と低屈折率層を交互に積層した第2の積層部とから成る偏光ビームスプリッタにおいて、 第1の波長をλ1、 第2の波長をλ2、 第1のプリズムの第1の面と第2の面が成す角をθ で表すとき、 λ1<λ2≦1.55・λ1 を満たすとともに、 第1のプリズムの屈折率をNd、 第1の積層部の高屈折率層の屈折率をNH1、 第1の積層部の低屈折率層の屈折率をNL1、 第2の積層部の高屈折率層の屈折率をNH2、 第2の積層部の低屈折率層の屈折率をNL2、 で表すときに、 sin2θ1=NH12・NL12/{Nd2・(NH12+NL12)}、および sin2θ2=NH22・NL22/{Nd2・(NH22+NL22)} をそれぞれ満たす角θ1、θ2に対して、 |NH1-NL1|<|NH2-NL2|、および、|θ1-θ|<|θ2-θ|、または |NH1-NL1|>|NH2-NL2|、および、|θ1-θ|>|θ2-θ| を満たすことを特徴とする偏光ビームスプリッタ。
IPC (1件):
G02B5/30
FI (1件):
G02B5/30
Fターム (4件):
2H049BA05 ,  2H049BA43 ,  2H049BB62 ,  2H049BC21
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る