特許
J-GLOBAL ID:200903081832399774

移動通信システムにおけるハンドオーバー方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-559569
公開番号(公開出願番号):特表2006-510279
出願日: 2003年12月12日
公開日(公表日): 2006年03月23日
要約:
本発明は、移動通信システムにおけるハンドオーバー方法に関する。この方法では、移動端末は、ハンドオーバー前の特定の基地局との通信を維持しつつ、隣接した基地局の信号を測定し、候補ターゲット基地局を確認する。移動端末は、ネットワーク端末に測定報告を送信する。移動端末とターゲット基地局間と間に予備同期処理が挿入される。予備同期処理では、移動端末が、ネットワーク端末に測定報告を送信するのと同時に、ターゲット基地局にトレーニングシーケンスを送信する。ターゲット基地局は、トレーニングシーケンスの受信後、トレーニングシーケンスの応答メッセージを移動端末に送信する。移動端末は、ターゲット基地局との開ループまたは閉ループアップリンク同期を維持する。ネットワーク端末は、移動端末にハンドオーバーコマンドを送信する。移動端末は、ハンドオーバーコマンドに基づきターゲット基地局に、基地局をハンドオーバー(切り換え)する。移動端末と前の基地局との間の無線リンクが解除される。このハンドオーバーにおける無線リンク同期確立処理が測定フェーズより前に行われることにより、ハンドオーバー処理時間が短くなり、システムリソースが節約され、ハンドオーバーの信頼性および品質が向上する。
請求項(抜粋):
A.ハンドオーバー前に、特定のハンドオーバー前基地局と移動端末との間の通信を維持しつつ、前記移動端末によって隣接セルの信号を測定し、前記移動端末による切り換え先となる候補ハンドオーバーターゲット基地局を確認することと、 B.前記移動端末によって、ハンドオーバー決定基準を満たすターゲット基地局の測定報告をネットワークに送信することと、 C.前記ネットワークが前記ハンドオーバー決定基準に従ってハンドオーバーの実行を決定した際に、前記ネットワークが、前記移動端末にハンドオーバーコマンドを送信することと、 D.前記ハンドオーバーコマンドに従い、前記移動端末によって前記ターゲット基地局に直接ハンドオーバーすることと、 E.前記移動端末と前記ハンドオーバー前基地局との間の無線リンクを解除することと、 を含む、移動通信システムにおけるハンドオーバー方法であって、 前記ステップBと前記ステップCとの間に、前記移動端末と前記ハンドオーバーターゲット基地局との間の予備同期手順を更に含み、 該予備同期手順は、 前記移動端末が前記ネットワークに測定報告を送信する間、前記移動端末が前記ハンドオーバーターゲット基地局にトレーニングシーケンスを送信することと、 前記ハンドオーバーターゲット基地局が前記トレーニングシーケンスを受信した後、前記ハンドオーバーターゲット基地局が前記移動端末にトレーニングシーケンス応答メッセージを返すことと、 前記移動端末と前記ハンドオーバーターゲット基地局との間の開ループまたは閉ループアップリンク同期を維持することと、 を含む、 移動通信システムにおけるハンドオーバー方法。
IPC (1件):
H04Q 7/22
FI (1件):
H04B7/26 108A
Fターム (17件):
5K067AA15 ,  5K067AA33 ,  5K067BB04 ,  5K067BB21 ,  5K067CC10 ,  5K067DD27 ,  5K067DD43 ,  5K067DD44 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067EE24 ,  5K067FF03 ,  5K067GG01 ,  5K067JJ52 ,  5K067JJ54 ,  5K067JJ66 ,  5K067JJ70
引用特許:
審査官引用 (5件)
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