特許

J-GLOBAL ID：200903081891572196

耐食性に優れた軸受鋼

発明者： 木南 俊哉 ,  木村 利光 ,  西坂 寿人 ,  後藤 将夫
出願人/特許権者： 大同特殊鋼株式会社 ,  光洋精工株式会社
代理人 (1件)： 吉田 和夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-382604
公開番号（公開出願番号）：特開2005-154784
出願日： 2003年11月12日
公開日（公表日）： 2005年06月16日
要約：

【課題】圧延機用の軸受等に用いた場合においても優れた耐食性を示し、また転動疲労寿命にも優れた軸受鋼を提供することを目的とする。【解決手段】軸受鋼を重量%で、C:0.10〜0.35%,Si:0.5%未満,Mn:0.2〜1.5%,P:≦0.03%,S:≦0.03%,Ni:1.0〜3.5%,Cr:1.0〜5.0%,Mo:0.03〜2.5%,Al:0.005〜0.050%,Ti:≦0.003%,O:≦0.0015%,N:≦0.025%,残部が実質的にFeから成る組成とし、浸炭又は浸炭窒化処理後において表面C濃度が0.7%以上,面積率で炭化物が15%以下であり且つ長径と短径との比で表されるアスペクト比が3以上且つ短径が2μm以上の棒状炭化物10が0.1%以下とする。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

重量%で、 C :0.10〜0.35% Si:0.5%未満 Mn:0.2〜1.5% P :≦0.03% S :≦0.03% Ni:1.0〜3.5% Cr:1.0〜5.0% Mo:0.03〜2.5% Al:0.005〜0.050% Ti:≦0.003% O :≦0.0015% N :≦0.025% 残部が実質的にFeから成り、浸炭又は浸炭窒化処理後において表面C濃度が0.7%以上,面積率で炭化物が15%以下であり且つ長径と短径との比で表されるアスペクト比が3以上且つ短径が2μm以上の炭化物が0.1%以下であることを特徴とする耐食性に優れた軸受鋼。

IPC (2件)：

C22C38/00 ,  C22C38/50

FI (2件)：

C22C38/00 301H ,  C22C38/50

引用特許：

出願人引用 (1件)

• 特公平2-14416号公報
  

審査官引用 (4件)

• 機械構造用部品の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-253787   出願人：株式会社神戸製鋼所
• 耐ピッチング性に優れた浸炭鋼部品
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-183868   出願人：株式会社神戸製鋼所
• 無段変速機の転動体用鋼および同転動体の製造方法ならび同転動体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-003425   出願人：日産自動車株式会社, 大同特殊鋼株式会社
• 機械構造用部品の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-338696   出願人：株式会社神戸製鋼所, 日産自動車株式会社