特許
J-GLOBAL ID:200903081946515332

高速フーリエ変換処理装置、高速フーリエ変換処理システムおよび高速フーリエ変換処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大垣 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-015971
公開番号(公開出願番号):特開平11-203272
出願日: 1998年01月28日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 基数2および基数4のフーリエ変換処理を高速で行う。【解決手段】 サンプル点数が4n ×2個または4n 個の複素数データをA〜Dに4分割した後でA〜Dのi番目の複素数データAi ,Bi ,Ci ,Di とひねり係数Wi1,Wi2,Wi3,Wi4を用いたバタフライ演算ai ={(Ai +Ci )+(Bi +Di )}×Wi1、ci ={(Ai +Ci )-(Bi +Di )}×Wi3、bi ={(Ai -Ci )-j(Bi -Di )}×Wi2、di ={(Ai -Ci)+j(Bi -Di )}×Wi4を行う演算処理をn回繰り返した後、サンプル点数が4n ×2個の場合にはバタフライ演算ai =Ai +Bi 、bi =Ai -Bi、ci =Ci +Di 、di =Ci -Di を1回行う。
請求項(抜粋):
離散値の複素数データを入力して、可変サンプル点数の高速フーリエ変換演算を基数4または基数2のアルゴリズムで実行する高速フーリエ変換処理装置において、サンプル点数が4n ×2個または4n 個(nは自然数)の前記複素数データを外部から入力して1つのグループとして一時的に記憶する作業用記憶手段と、この作業用記憶手段に記憶された前記複素数データの各グループを計算列とサンプル点番号とにしたがって4個のグループA,B,C,Dに分割し、分割後の各グループA,B,C,Dに属するi番目の前記複素数データAi ,Bi ,Ci,Di とひねり係数Wi1,Wi2,Wi3,Wi4を用いた演算 ai ={(Ai +Ci )+(Bi +Di )}×Wi1 ・・・(1) ci ={(Ai +Ci )-(Bi +Di )}×Wi3 ・・・(2) bi ={(Ai -Ci )-j(Bi -Di )}×Wi2 ・・・(3) di ={(Ai -Ci )+j(Bi -Di )}×Wi4 ・・・(4)をすべてのiについて実行するとともにその結果であるai ,bi ,ci ,diを前記作業用記憶手段に前記複素数データAi ,Bi ,Ci ,Di としてそれぞれ記憶する一連の演算処理をn回繰り返し、前記サンプル点数が4n ×2個の場合にはさらにこの演算処理によって得られた複素数データAi ,Bi ,Ci ,Di を用いた演算ai =Ai +Bi ・・・(5)bi =Ai -Bi ・・・(6)ci =Ci +Di ・・・(7)di =Ci -Di ・・・(8)をすべてのiについて実行するとともにその結果であるai ,bi ,ci ,diを前記作業用記憶手段にそれぞれ記憶する演算処理を1回行う演算手段と、を備えたことを特徴とする高速フーリエ変換処理装置。
IPC (2件):
G06F 17/14 ,  G10L 9/16
FI (2件):
G06F 15/332 A ,  G10L 9/16
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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