特許
J-GLOBAL ID:200903082164945318

オルガノオキシ基またはヒドロキシル基を有するシロキサンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 隆司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-271750
公開番号(公開出願番号):特開2003-082102
出願日: 2001年09月07日
公開日(公表日): 2003年03月19日
要約:
【要約】【解決手段】 ケイ素-水素結合を有する鎖状シロキサンまたは環状シロキサンと、ヒドロキシル基を有する化合物とを、触媒量のカルボニル配位子含有ルテニウム錯体の存在下に反応させることを特徴とするオルガノオキシ基またはヒドロキシル基を有するシロキサンの製造方法。【効果】 本発明によれば、ケイ素上にオルガノオキシ基またはヒドロキシル基を有するシロキサン類を、副反応を抑制しながら高収率で簡便に製造できる。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)で示されるケイ素-水素結合を有する鎖状シロキサンまたは下記一般式(2)で示されるケイ素-水素結合を有する環状シロキサンと、下記一般式(3)で表されるヒドロキシル基を有する化合物とを、触媒量のカルボニル配位子含有ルテニウム錯体の存在下に反応させることを特徴とする、下記一般式(4)または(5)で表されるオルガノオキシ基またはヒドロキシル基を有するシロキサンの製造方法。【化1】[式中、R1,R2,R3,R6,R7およびR8は、同一でも異なっていてもよく、それぞれ炭素数1〜10のアルキル基、炭素数7〜10のアラルキル基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数3〜10のシクロアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数7〜10のアラルキロキシ基、炭素数6〜10のアリーロキシ基、炭素数3〜10のシクロアルキロキシ基、トリメチルシロキシ基、または水素原子より独立に選ばれる置換基を表す。R4は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数7〜10のアラルキル基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数3〜10のシクロアルキル基、または下記一般式(6)で表される置換シリル基から選択される置換基を表す。【化2】(ただし、R9〜R11は、同一でも異なっていてもよく、それぞれ炭素数1〜10のアルキル基、炭素数7〜10のアラルキル基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数3〜10のシクロアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数7〜10のアラルキロキシ基、炭素数6〜10のアリーロキシ基、炭素数3〜10のシクロアルキロキシ基、または水素原子より独立に選ばれる置換基を表す。)R5は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数7〜10のアラルキル基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数3〜10のシクロアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数7〜10のアラルキロキシ基、炭素数6〜10のアリーロキシ基、炭素数3〜10のシクロアルキロキシ基、水素原子、または下記一般式(7)で表される置換シリロキシ基から選択される置換基を表す。【化3】(ただし、R12〜R14は、同一でも異なっていてもよく、それぞれ炭素数1〜10のアルキル基、炭素数7〜10のアラルキル基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数3〜10のシクロアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数7〜10のアラルキロキシ基、炭素数6〜10のアリーロキシ基、炭素数3〜10のシクロアルキロキシ基、または水素原子より独立に選ばれる置換基を表す。)Rは、炭素数1〜20の脂肪族不飽和結合を含まない炭化水素基、または水素原子を表す。R’は、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数7〜10のアラルキル基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数3〜10のシクロアルキル基、または下記一般式(8)で表される置換シリル基を表す。【化4】(ただし、R9およびR10は、上記式(6)で定義したものと同じであり、Aは上記式(6)のR11と同じ置換基、またはRO-(Rは炭素数1〜20の脂肪族不飽和結合を含まない炭化水素基、または水素原子を表す)で表されるアルコキシ基、アリーロキシ基もしくはヒドロキシル基を表す。)m,xは0または1以上の整数、n,yは1以上の整数を表し、xとyの和は3以上である。]
Fターム (7件):
4J035BA01 ,  4J035BA02 ,  4J035CA021 ,  4J035CA051 ,  4J035CA061 ,  4J035EA01 ,  4J035FB03
引用特許:
審査官引用 (5件)
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