特許
J-GLOBAL ID:200903082292481839

画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 舘野 千惠子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-215585
公開番号(公開出願番号):特開2006-039011
出願日: 2004年07月23日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
【課題】近接放電による帯電方式を採用した画像形成装置において、近接放電に起因する感光体表面の劣化を防止することができるとともに、印字プロセスおよび印字プロセス一周期当りの時間において高速/小サイクルタイムが要求されるプロセスでも耐久性が良好で、かつブレード反転や異常画像の発生が無く安定した画像を形成可能とする画像形成装置を提供する。【解決手段】移動する感光体1と、その表面に当接移動し保護物質を供給する保護物質塗布装置30と、感光体に接触または近接して配置し、ACを含む電圧印加による放電で感光体を帯電させる帯電装置2と、静電潜像を形成する露光装置3と、静電潜像をトナーにより現像する現像装置4を備えた構成の画像形成装置とし、放電される領域の感光体表面に存在する保護物質の適正量を、XPSにより測定されるステアリン酸亜鉛のZn元素割合から算出して設定する。サイクルタイムを0.60、好ましくは0.44秒/周期未満とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
移動する感光体と、該感光体表面に当接移動しながら保護物質を供給する保護物質塗布装置と、前記感光体に対して接触または近接して配置され、交流成分を含む電圧の印加による放電で感光体を帯電させる帯電部材を具備した帯電装置と、該帯電した感光体表面に静電潜像を形成する露光装置と、該形成された静電潜像をトナーにより現像する現像装置を少なくとも備えた画像形成装置であって、 前記放電される領域の感光体表面に存在する前記保護物質のXPSにより測定される全元素割合(%)の量が下記式(1): 6.23×10-3×[Vpp-(2×Vth)]×(f/v) ...(1) (式中、Vppは帯電部材に印加する交流成分の振幅(V)、fは帯電部材に印加する交流成分の周波数(Hz)、vは帯電部材と対向する感光体表面の移動速度(mm/sec)、Vthは放電開始電圧(V)を表す。 ここで、Vthの値は、感光体の膜厚をd(μm)、感光体の比誘電率をεopc、帯電部材表面と感光体表面との最近接距離(μm)をGp、感光体と帯電部材の間の空間における比誘電率をεairとしたとき、次式(2): Vth=312+6.2×(d/εopc+Gp/εair)+(7737.6×d/εopc)1/2 ...(2) から計算される。) により求められる量以上であり、かつ感光体の印字に要するサイクルタイムが0.60秒/周期未満であることを特徴とする画像形成装置。
IPC (2件):
G03G 5/147 ,  G03G 21/00
FI (2件):
G03G5/147 503 ,  G03G21/00
Fターム (11件):
2H068AA06 ,  2H068CA23 ,  2H068CA60 ,  2H068FC01 ,  2H134GA01 ,  2H134GB02 ,  2H134KG08 ,  2H134KH01 ,  2H134KH02 ,  2H134LA01 ,  2H134LA02
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (4件)
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