特許
J-GLOBAL ID:200903082318177530

通水可能な地中連続構造物及びその構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-136000
公開番号(公開出願番号):特開平8-003982
出願日: 1994年06月17日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 地中連続壁と、これらの間に構築される地中連続構造物とを地下水が通水できるようにした地中連続構造物及びその構築方法を提供することである。【構成】 まず、構築される地中連続構造物の幅寸法に応じて地中連続壁1が構築される。地中連続壁1に建込まれる鉄筋籠2には通水ボックス3が一体化されている。通水ボックス3は、外側壁体が観音開き可能な水密扉3aにより構成され、内側壁体3cは溶断などによって簡単に切除できる薄鋼板などから構成されているとともに、その内側には格子状の柵3dが配置されている。そして、連続壁1によって仕切られた内側を構築しようとする構造物の底面まで開削する。次いで、構造物を横切る溝6aを掘削するとともに内側壁体3cを切除し、その後、溝6a内に砕石6bを投入して通水路6を完成する。さらに連続壁1に挟まれた内部に地中連続構造物8を構築し、構造物8の構築後はその上方を埋め戻す。
請求項(抜粋):
一対の地中連続壁間に構築される地中連続構造物であって、この地中連続構造物の上方及び下方または下方のみに位置し該地中連続構造物を横切る通水路と、この通水路に連通するとともに前記一対の地中連続壁を壁厚方向に貫通して開口形成された通水孔とを備えたことを特徴とする通水可能な地中連続構造物。
IPC (2件):
E02D 5/20 102 ,  E02D 31/02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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