特許
J-GLOBAL ID:200903082331461646

分散装置用の分散器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-012146
公開番号(公開出願番号):特開平10-202079
出願日: 1997年01月27日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 分散装置においてバスケット内を循環するスラリーの流量が少なくなる、という問題を解決し、バスケット内を循環するスラリーの流量を増大させることができる分散装置及び該分散装置のための分散器を提供すること。【解決手段】 分散装置は、分散される物質を含むスラリーを収容するための分散槽と、該分散槽の内部に配置される分散器とからなる。分散器は、中空軸により分散槽に対して上下方向に移動可能に支持されたバスケットと、該バスケット内に該バスケットに対して相対的に回転可能に配置され、中空軸内を通る回転軸により該バスケットに対し回転駆動される攪拌部材とからなる。バスケットは、外周面に多数の小孔又はスリットを有し、バスケットの上面と下面の少なくとも一方に回転軸にほぼ平行な内周壁面を形成する凹部が設けられる。内周壁に多数の小孔又はスリットを形成され、該バスケットの回転に伴い分散槽内のスラリーが凹部から内周壁面の小孔又はスリットを通ってバスケット内に入り、外周面の小孔又はスリットから分散槽内に排出される。
請求項(抜粋):
外周面に多数の小孔又はスリットを有し、内部に分散用媒体が収納され、スラリーを充填した分散槽内に回転自在に配置されるバスケットを備え、前記バスケット内には攪拌部材が該バスケットに対して相対的に回転可能なように配置された分散装置用の分散器であって、前記バスケットの上面と下面の少なくとも一方に回転軸にほぼ平行な内周壁面を形成する凹部を設け、前記内周壁面に多数の小孔又はスリットを形成して、該バスケットの回転に伴い分散槽内のスラリーが前記凹部から前記内周壁面の前記小孔又はスリットを通って前記バスケット内に入り、前記外周面の前記小孔又はスリットから分散槽内に排出されるようになったことを特徴とする分散装置用の分散器。
IPC (2件):
B01F 7/00 ,  B01F 7/16
FI (2件):
B01F 7/00 D ,  B01F 7/16 J
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 攪拌ミル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-194277   出願人:フリマ-マシーネンアクチエンゲゼルシャフト
  • アニュラ型媒体ミル用分離装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-163741   出願人:三菱重工業株式会社
  • 媒体分散装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-219344   出願人:株式会社井上製作所

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