特許
J-GLOBAL ID:200903082532361194

脱塩素処理した固形燃料の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-031094
公開番号(公開出願番号):特開平9-227882
出願日: 1996年02月20日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 都市ゴミ等の廃棄物を加熱処理する場合、廃棄物中に塩素及び塩素化合物が含まれているので、これをガス化してフィルタ等で吸着処理した後、大気中に排出することが行われる。一方、加熱過程でガス化しなかった塩素成分は、処理灰と結合してしまい、高濃度の塩素を含有した処理灰となり、燃料として再利用することは困難である、という課題がある。【解決手段】 塩素を含有する廃棄物を熱処理するとき、塩素及び塩素化合物と反応しやすいアルカリ系の添加物を適量混入し、処理灰に塩素成分を効果的に固定化する。更に、この処理灰を水洗浄することで、処理灰から塩素を除去し、この塩素を除去した処理灰から炭素成分を取り出し、これを固形化して、固形化燃料として再利用を可能にする。
請求項(抜粋):
塩素を含有する廃棄物と、塩素及び塩素化合物と反応しやすい成分の添加物とを混合すると共に乾留処理する工程と、生成された残渣を水洗浄にて脱塩素処理する工程と、この脱塩素処理した残渣から炭素成分を分離抽出する工程と、この抽出した炭素成分を乾燥固形化する工程とからなることを特徴とする脱塩素処理した固形燃料の製造方法。
IPC (4件):
C10L 5/46 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C10B 53/00 ,  C10B 57/04
FI (5件):
C10L 5/46 ZAB ,  C10B 53/00 A ,  C10B 57/04 ,  B09B 3/00 302 E ,  B09B 3/00 304 G
引用特許:
審査官引用 (2件)

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