特許
J-GLOBAL ID:200903082665020870

油圧式摩擦係合要素及び自動変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江藤 聡明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-069248
公開番号(公開出願番号):特開2007-247709
出願日: 2006年03月14日
公開日(公表日): 2007年09月27日
要約:
【課題】設置スペースを抑制できる伝達トルク容量を要求に応じて変える油圧式摩擦係合要素及び自動変速機を提供する。【解決手段】プラネタリギヤユニット51のサンギヤ52とキャリヤ54とを異なる要求伝達トルク容量で締結するダイレクトクラッチ60を備え、動力がリングギヤ53に入力され、キャリヤ54から出力する自動変速機であって、キャリヤ54に結合されたクラッチドラム61に制御油圧室70を形成するピストン71と、ピストン71を介して制御油圧室70と対向するキャンセルチャンバ78を有する。要求伝達トルク容量に応じて制御油圧室70に制御油圧を供給し、或いは制御油圧室70に制御油圧を供給すると共にキャンセルチャンバ78に制御油圧室70の制御油圧に対向するキャンセル油圧を供給する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
動力伝動状態によって要求伝達トルク容量が異なる油圧式摩擦係合要素において、 ドラムに装着された複数の摩擦板とハブに装着された複数の摩擦板とが交互に配置され、 上記ドラムに形成された油圧室形成部に軸方向に移動自在に設けられて該油圧室形成部と協働して制御油圧室を形成すると共に該制御油圧室に供給される制御油圧により上記摩擦板に押圧力を付与するピストンと、 該ピストンを介して上記制御油圧室と反対側に対向配置され該ピストンと協働してキャンセルチャンバを形成するリテーナと、 上記制御油圧室に制御油圧を供給する制御油圧供給手段と、 上記キャンセルチャンバに上記制御油圧より低い油圧のキャンセル油圧を供給するキャンセル油圧供給手段とを備え、 要求伝達トルク容量に応じて上記制御油供給手段により上記制御油圧室に制御油圧を供給し、或いは上記制御油供給手段により上記制御油圧室に制御油圧を供給すると共に上記キャンセル油圧供給手段によりキャンセルチャンバにキャンセル油圧を供給することを特徴とする油圧式摩擦係合要素。
IPC (1件):
F16H 61/02
FI (1件):
F16H61/02
Fターム (8件):
3J552MA02 ,  3J552MA12 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA62 ,  3J552SA03 ,  3J552SA56 ,  3J552VC02
引用特許:
出願人引用 (2件)

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