特許
J-GLOBAL ID:200903082776565107

車両用シートのシートバック構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-192397
公開番号(公開出願番号):特開2008-018842
出願日: 2006年07月13日
公開日(公表日): 2008年01月31日
要約:
【課題】 乗員に過度の衝撃的負担を強いることのない高い始動性能と、乗員腰部からの押力に依らない高い保持性能との両立をはかるという目的を、構成の複雑化等を伴うことなく実現可能とする。【解決手段】 少なくとも乗員腰部からの荷重を受圧可能とする縦設受圧部材34を、後部上方に傾斜して延びるガイド孔36へのその下端の挿通を伴って、支持シャフト20との連動を可能に配設するとともに、乗員背部からの荷重を受圧可能とする横設受圧部材38を、回動リンクの支持シャフト下部位置にその上端の枢着された左右一対の伸縮型の連設支持リンク40間に架設配置している。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
シートバックに内設された受圧部材が、後突の際の乗員の後方慣性移動による、所定の付勢力以上の荷重を受けることで、ヘッドレストを、その初期の下方支持位置から所定の上方位置に強制的に変位させ得る車両用シートのシートバック構造であり、 左右一対の回動リンクが、シートバックフレームの左右サイドメンバにそれぞれ枢着され、この回動リンクの所定端間での架設、軸支により、支持シャフトが、回動リンクの回動のもとでの上下円弧移動を可能に横設されるとともに、この支持シャフトに一体に設けられた、ヘッドレストステーの挿通、保持される筒状のホルダブラケットを、シートバックフレームのアッパメンバに設けた固定のブラケットガイドに対し摺動自在かつ傾動自在に挿通配置することにより、このブラケットガイドを支点とした前傾を伴いながらのヘッドレストの上方変位を、上記付勢力に抗した回動リンクの回動のもとで確保可能とし、 少なくとも乗員腰部からの荷重を受圧可能とする縦設受圧部材を、後部上方に傾斜して延びるガイド孔へのその下端の挿通を伴って、上記支持シャフトとの連動を可能に配設し、後突発生時の乗員からの入力荷重による後方へのその下端の押し込みに伴った、ガイド孔の上方変位分に応じた支持シャフトの押し上げにより、ヘッドレスト下方初期位置からの回動初動を、上記回動リンクに付与可能とするとともに、 乗員背部からの荷重を受圧可能とする横設受圧部材を、上記回動リンクの支持シャフト下部位置にその上端の枢着された左右一対の伸縮型の連設支持リンク間に架設配置し、回動リンクの回動始動後での乗員背部からの荷重による後方へのその押し込みに伴った、連設支持リンクの伸長により、ヘッドレストの上方変位位置までの継続回動力、およびその上方変位位置での保持力を、回動リンクに付与可能とした車両用シートのシートバック構造。
IPC (3件):
B60N 2/42 ,  B60N 2/48 ,  A47C 7/38
FI (3件):
B60N2/42 ,  B60N2/48 ,  A47C7/38
Fターム (4件):
3B084DB14 ,  3B087CD05 ,  3B087DC05 ,  3B087DE10
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 車両用シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-211316   出願人:池田物産株式会社
  • 車両用シート構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-140620   出願人:マツダ株式会社

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