特許

J-GLOBAL ID：200903082829088713

熱転写受像シートの製造方法

発明者： 鈴木 将充 ,  小高 都明 ,  松藤 勇治
出願人/特許権者： 大日本印刷株式会社
代理人 (1件)： 金山 聡
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-329006
公開番号（公開出願番号）：特開2005-088545
出願日： 2003年09月19日
公開日（公表日）： 2005年04月07日
要約：

【課題】 熱転写方式で得られる印画物で、ハイライト部分、特にY、M、Cの印字を重ねて、グレーの色相を有するハイライト部分が本来再現されるべき色相を有する優れた印字品質を有するものが得られる熱転写受像シートの製造方法を提供する。【解決手段】 基材上に染料受容層を形成するための塗工液を塗工後、まず染料受容層を構成する樹脂のガラス転移温度よりも高い温度で乾燥して、受容層形成樹脂が軟化した状態で、その後、続けて、該樹脂のガラス転移温度近傍の温度で、10秒間以上乾燥し、つまり受容層を構成する樹脂のTg近くの温度で10秒以上保持させた後、室温まで冷却する熱転写受像シートの製造方法である。これにより、得られる熱転写受像シートを印画したものは、ハイライト部分、特にイエロー、マゼンタ、シアンの印字を重ねて、グレーの色相を有するハイライト部分が本来再現されるべき色相を有する優れた印字品質のものが得られる。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

基材上に、染料受容層を設ける熱転写受像シートの製造方法において、基材上に染料受容層を形成するための塗工液を塗工後、染料受容層を構成する樹脂のガラス転移温度よりも高い温度で乾燥し、受容層形成樹脂が軟化した状態で、その後、続けて、該樹脂のガラス転移温度近傍の温度で、10秒間以上乾燥した後、室温まで冷却することを特徴とする熱転写受像シートの製造方法。

IPC (1件)：

B41M5/38

FI (1件)：

B41M5/26 101H

Fターム (4件)：

2H111AA27 ,  2H111CA03 ,  2H111CA30 ,  2H111DA04

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 昇華型熱転写用受像体の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-273433   出願人：株式会社リコー
• 染料熱転写受像シートの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-094771   出願人：王子製紙株式会社

審査官引用 (2件)

• 印画紙
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-059844   出願人：ソニー株式会社, 藤倉化成株式会社
• 印画紙
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-183356   出願人：ソニー株式会社, 藤倉化成株式会社