特許
J-GLOBAL ID:200903082833599900

エンジン性能の予測解析方法、予測解析システム及びその制御プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 前田 弘 ,  小山 廣毅 ,  竹内 宏 ,  嶋田 高久 ,  竹内 祐二 ,  今江 克実 ,  藤田 篤史 ,  二宮 克也 ,  原田 智雄 ,  後藤 高志 ,  井関 勝守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-027835
公開番号(公開出願番号):特開2004-239130
出願日: 2003年02月05日
公開日(公表日): 2004年08月26日
要約:
【課題】エンジンの少なくとも吸気系の一部から排気系の一部までに亘る作動ガスの状態を模擬するシミュレーションを行って、該エンジンの性能を予測する予測解析システムAにおいて、シミュレーションの精度を十分に高いものとしながら、そのための演算に要する時間は短縮して、設計・開発の支援ツールとしての実用性を向上する。【解決手段】例えば4サイクルエンジンのシミュレーションにおいて、吸気及び排気行程では吸排気の流れを1次元及び3次元のCFD演算により記述する。一方、圧縮及び膨張行程では少なくとも燃焼室の作動ガスを窒素、酸素、炭化水素、炭酸ガス等により模擬して、化学反応式の演算を行う(化学反応SIM)。吸気行程でのCFD演算の結果等に基づいて、化学反応DB12から化学反応SIMに用いる圧縮過程初期の作動ガスの成分を読み込む(結果処理*1)。圧縮及び膨張行程での化学反応SIMの結果に基づいて、CFD演算における排気の初期状態を求める(結果処理2)。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
エンジンの少なくとも吸気系の一部から排気系の一部までに亘る作動ガスの状態を模擬するシミュレーションを行って、該エンジンの性能を予測する予測解析方法であって、 エンジンの燃焼サイクルを吸気、圧縮、膨張及び排気の4つの過程に分けて、吸気及び排気過程ではそれぞれエンジンの作動ガスの流れをCFD演算により記述する一方、 前記圧縮及び膨張過程では少なくとも燃焼室における作動ガスを前記吸気及び排気過程に比べて多数のガス成分により模擬して、その状態を化学反応式の演算により記述するとともに、 少なくとも前記吸気過程におけるCFD演算の結果に基づいて、前記化学反応式の演算に用いる圧縮過程初期の作動ガスの成分を決定し、 少なくとも前記膨張過程における化学反応式の演算結果に基づいて、前記CFD演算における燃焼室からの排気の初期状態を決定することを特徴とするエンジン性能の予測解析方法。
IPC (3件):
F02D45/00 ,  G01M15/00 ,  G06F17/50
FI (3件):
F02D45/00 372Z ,  G01M15/00 Z ,  G06F17/50 612A
Fターム (9件):
2G087BB01 ,  2G087EE22 ,  3G084DA07 ,  3G084DA25 ,  3G084EB02 ,  3G084EC04 ,  3G084FA19 ,  5B046AA04 ,  5B046JA09
引用特許:
審査官引用 (3件)

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