特許
J-GLOBAL ID:200903082859728857

許容電力量を調整できる高周波外科手術用高周波発生器および許容電力の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鈴木 崇生 ,  梶崎 弘一 ,  尾崎 雄三 ,  谷口 俊彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-516974
公開番号(公開出願番号):特表2004-505662
出願日: 2001年08月08日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
本発明は高周波発生器と、高周波発生器の実効出力電力を制限する方法であり、特に人間や動物の組織の切開および凝固を伴う高周波外科手術のための装置に関する。本発明によると、少なくとも2 つの検出装置(2、3)が高周波発生器(1)の出力電圧と高周波出力電流とを検出し、高周波出力電圧と出力電流のピーク値および実効値を、高周波発生器の実効出力電力の平均値と同様に評価装置(4)により測定し、測定平均値を、比較装置(5)により高周波発生器の実効出力電力の所定の最大平均値と比較する。そののち、変調装置(7)により出力電圧をパルスからなる変調信号で変調する。制御装置(6)が変調装置(7)を制御する方法としては、実効出力電力に対して得られた平均値が実効出力電力の最大平均値よりも大きいときはいつでも出力電圧のピーク値を一定に保つよう、パルスからなる変調信号の、及び/又は、その信号間の継続時間を変調することがあげられる。あるいは、高周波発生器(1)に接続された電極と組織の間に形成される電弧の強度を検出するため、高周波発生器にセンサーを装備している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高周波発生器(1)の実効出力電力(15)の平均値(Pavg)を求める装置と、 このように求められた実効出力電力(15)に対する平均値(Pavg)を高周波発生器(1)の実効出力電力の所定の最大平均値(16、Pmax)と比較する比較装置(5 )と、 高周波発生器(1)の出力電圧(13)をパルス(14)からなる変調信号で変調する変調装置(7)とからなり、 実効出力電力(15)に対して得られた平均値(Pavg)が実効出力電力の最大平均値(16、Pmax)よりも大きいときはいつでも、出力電圧(13)のピーク値(11、Up)すなわち高周波発生器に接続された電極と組織との間に形成されるアークの強度を一定に保つために、変調装置(7)を制御する制御装置(6)は変調信号のパルス(14)の継続時間(14a 、PDact )とパルス(14)間のインターバルの継続時間(x)のうちの両方か一方を変化させることを特徴とする、人間もしくは動物の組織の切開を伴う高周波外科手術用に特に適した実効出力電力の限界を調整可能な高周波発生器(1)。
IPC (1件):
A61B18/12
FI (2件):
A61B17/39 310 ,  A61B17/39 320
Fターム (5件):
4C060KK03 ,  4C060KK04 ,  4C060KK22 ,  4C060KK23 ,  4C060MM24
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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