特許

J-GLOBAL ID：200903082895217184

静圧多孔質軸受けの製造方法

発明者： 熊本 聰 ,  河上 邦治 ,  内田 啓介
出願人/特許権者： 東芝機械株式会社
代理人 (1件)： 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-177358
公開番号（公開出願番号）：特開2000-009141
出願日： 1998年06月24日
公開日（公表日）： 2000年01月11日
要約：

【要約】【課題】 生産性に優れ且つ特性のバラツキが少ない静圧多孔質軸受けの製造方法を提供する。【解決手段】 軸受けケース3の前面にブロンズ製の多孔質材からなる母材1が取付けられたワーク10を準備する。母材1の裏面側には空間部5が形成されている。ワーク10を切削装置に取り付け、単結晶ダイヤモンドバイト11を用いて母材1の表面の切削加工を行う。次に、母材1の表面に二硫化モリブデンをバインダと混練して塗布することにより表面絞り層2を形成する。ワーク10を、再び、切削装置に取り付け、単結晶ダイヤモンドバイト11を用いて表面絞り層2の表層部の切削を行う。この際、並行して圧縮空気の流量をモニターし、次回の切削の切り込み量、即ち表層部の除去量を定める。

請求項（抜粋）：

軸受け面から噴出させた流体の静圧によって被支持部材を支持する静圧多孔質軸受けの製造方法において、第一の多孔質材からなる母材の表面を機械加工によって仕上げ、次に、この母材の表面に、母材と比べて小さな空孔径を備えた第二の多孔質材からなる表面絞り層を被覆し、次に、この表面絞り層の表層を機械加工で除去することによって軸受け面を形成し、前記表面絞り層の機械加工量の調節により、前記軸受け面から噴出される流体の流量を所定の値に設定することを特徴とする静圧多孔質軸受けの製造方法。

Fターム (6件)：

3J102AA02 ,  3J102CA16 ,  3J102EA20 ,  3J102FA02 ,  3J102FA06 ,  3J102GA07

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 駆動装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-272691   出願人：旭光学工業株式会社
• 多孔質静圧軸受およびその製法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-117889   出願人：日本電信電話株式会社
• 特開昭63-088317
  
• 特開昭58-050314
  

審査官引用 (4件)

• 駆動装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-272691   出願人：旭光学工業株式会社
• 多孔質静圧軸受およびその製法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-117889   出願人：日本電信電話株式会社
• 特開昭63-088317
  
• 特開昭58-050314