特許
J-GLOBAL ID:200903083226850200

光ファイバコードの調尺・皮剥方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-327845
公開番号(公開出願番号):特開平11-160546
出願日: 1997年11月28日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 より簡易な方法で、光ファイバコード端部に露出したファイバ心線部の切断端面をきれいに仕上げること。【解決手段】 一対の送り込み・引き戻しローラ10Aにより、光ファイバコードCが、上下一対の切断刃部1間に送り込まれる。切断刃部1は、ファイバ心線部Aの外周形状と対応する形状の曲成刃を有している。まず、光ファイバコードCが両切断刃部1間に送り込まれると、各切断刃部1が被覆部Bに切り込む。各切断刃部1が被覆部Bに切り込んだ切り込み位置にある状態で光ファイバコードCが所定長さに亘って引き戻され、これによりファイバ心線部Aが露出する。次に、切断刃部1が完全に閉成して、光ファイバコードC先端部が切り落とされる。
請求項(抜粋):
ファイバ心線部の外周部に被覆部が形成された光ファイバコードを所定の加工ラインに沿って送り込み・引き戻しするための送り込み・引き戻し手段と、それぞれ前記ファイバ心線部の外周形状とほぼ対応する略半円弧状の曲成刃を有し、前記加工ライン上の光ファイバコードに対する退避位置、前記被覆部への切り込み位置及び前記ファイバ心線部の切断位置に開閉移動自在とされた一対の切断刃部とを備えた光ファイバコードの調尺・皮剥装置を用い、前記光ファイバコードの端部の被覆部を剥取ってファイバ心線部を所定長さだけ露出させる光ファイバコードの調尺・皮剥方法であって、前記光ファイバコードを前記加工ラインに沿って前記退避位置にある前記両切断刃部間に送り込んで、前記光ファイバコードの先端を前記切断刃部による切断位置から前記所定長さよりも一定量だけさらに離れた位置に停止させた後、前記両切断刃部を前記切り込み位置に移動させて前記光ファイバコードの被覆部に切り込ませる第1の工程と、前記両切断刃が前記ファイバ心線部に切り込まれた状態で、前記送り込み・引き戻し手段により前記光ファイバコードを前記所定長さだけ前記両切断刃部間から引き戻して前記被覆部を皮剥ぎする第2の工程と、前記第2の工程後、前記切り込み位置にある前記両切断刃を前記切断位置まで閉成させて前記光ファイバコードのファイバ心線部を切断分離する第3の工程とを含む光ファイバコードの調尺・皮剥方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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