特許
J-GLOBAL ID:200903083322933680

高純度ビスフエノールAの連続製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-070487
公開番号(公開出願番号):特開平7-258131
出願日: 1995年03月06日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 高純度ビスフェノールAの連続製造方法。【構成】 本発明は、ビスフェノールA/フェノール付加体結晶物の特別な工程間晶析で高純度のビスフェノールAを製造する方法を提供する。
請求項(抜粋):
メルカプトアミン類および/またはチアゾリジン類および/またはチオカルボン酸類で任意に改質されていてもよいスルホン酸イオン交換体の存在下でアセトンとフェノールからビスフェノールAを製造する時に得られる反応溶液から、5から10のヘーゼン色値を示す、純度が99.75から>99.94重量%のビスフェノールAを回収する方法において、1. 65から75°Cの温度でフェノール内のp,p-ビスフェノールA含有量が25から35重量%になるように該反応溶液を調整した後、2. この温度で、晶析反応槽の数n>1で直列連結しているn段階カスケードの晶析槽に供給し、そして3. 各晶析反応槽内で、各晶析反応槽(n)における混合物の滞留時間を少なくとも3時間にして少なくとも500m3/時の循環率で循環させ、そして4. この晶析カスケード全体に渡り、第一晶析反応槽(n=1)内の70°Cから、最終晶析反応槽(n)内の40°Cになるように、温度勾配を調整し、そして5. これらの晶析反応槽内で、p,p-BPA含有量が約60でありフェノール含有量が約40%であるp,p-ビスフェノールA付加体結晶物を沈澱させた後、濾別し、フェノールを除去し、そして通常様式でp,p-ビスフェノールを回収する、ことを特徴とする方法。
IPC (4件):
C07C 37/20 ,  C07C 37/82 ,  C07C 37/84 ,  C07C 39/16
引用特許:
審査官引用 (3件)

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