特許
J-GLOBAL ID:200903083370039338

ディスクブレーキ用キャリパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-044684
公開番号(公開出願番号):特開平10-220502
出願日: 1997年02月13日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 前取付用のキャリパと後取付用のキャリパとで鋳型の共通化を図ることができ、全体の製作コストを大幅に削減できるようにする。【解決手段】 キャリパ本体4のシリンダボア4B1 を取付部5,6のピンボルト穴5A,6A間でディスク1の回転方向出口側寄りに偏心させる。そして、配管口9をシリンダボア4B1 の中心に対して偏心させ、この配管口9をピンボルト穴5A,6A間の中央位置に配置する。また、ブリーダボス10,11をシリンダボア4B1 に対して左右対称となる位置に配設する。そして、ブリーダボス10,11のうち取付時に上方となる方のブリーダボス10にブリーダ口12を形成し、このブリーダ口12をシリンダボア4B1 の上方位置で開口させる。
請求項(抜粋):
ディスクの外周側を跨ぐブリッジ部の一側にシリンダボアが形成され、他側には爪部が形成されたキャリパ本体と、前記ディスクの周方向に離間して該キャリパ本体に設けられ、該キャリパ本体を車両側の非回転部分に摺動可能に取付けるためのピンボルト穴が形成された一対の取付部と、前記キャリパ本体のシリンダボア内に開口し、該シリンダボア内にブレーキ液圧を供給するため、外部配管が取付けられる配管口と、前記シリンダボア内のエア抜きを行うため前記キャリパ本体に形成されるブリーダ口とを備え、前記シリンダボアの中心を前記各取付部間で少なくとも前記ディスクの回転方向出口側寄りに偏心させたディスクブレーキ用キャリパにおいて、前記配管口は前記各ピンボルト穴間の中央位置となるように前記シリンダボアの中心に対して偏心させ、前記キャリパ本体には前記ブリーダ口を形成するためのブリーダボスを前記シリンダボアの中心に対して左右対称となる位置にそれぞれ設けたことを特徴とするディスクブレーキ用キャリパ。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る