特許
J-GLOBAL ID:200903083406890188

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-185402
公開番号(公開出願番号):特開2003-003932
出願日: 2001年06月19日
公開日(公表日): 2003年01月08日
要約:
【要約】【課題】 噴射口とノズルプレートとの間に大径な空間を設けることにより、径方向の燃料流を形成して噴射パターンを拡散し、噴射性能を向上させる。【解決手段】 ケーシング1の先端側には弁座部材7を設け、その中央開口7D1とノズルプレート17との間には、中央開口7D1よりも大径な偏平空間として形成されたクリアランス空間20を設ける。そして、弁体8の開弁時には、中央開口7D1側からクリアランス空間20内を径方向外向きに流通する燃料の横流れAを形成し、この燃料を左,右のノズル孔18,19から外部に噴射する。これにより、噴射燃料に径方向外向きの流速を与えることができ、ノズルプレート17の形状を簡素化した場合でも、燃料の噴射パターンを大きく拡散できると共に、噴射燃料の微粒化を促進することができる。
請求項(抜粋):
燃料通路が設けられた弁ケーシングと、該弁ケーシングに設けられ噴射口を囲んで弁座が形成された弁座部材と、前記弁ケーシング内に変位可能に設けられアクチュエータが作動することにより該弁座部材の弁座に離着座する弁体とからなる燃料噴射弁において、前記弁座部材には、前記噴射口の下流側に位置して中央開口が形成された環状壁部と、該環状壁部の背面側に位置して前記中央開口よりも大径な凹陥溝として形成され前記弁座部材の先端面に開口した開口凹溝とを設け、前記弁座部材の先端面側には、該開口凹溝を閉塞し該開口凹溝との間で燃料の横流れを生じさせるクリアランス空間を画成すると共に複数のノズル孔が穿設されたノズルプレートを設ける構成としたことを特徴とする燃料噴射弁。
IPC (2件):
F02M 61/18 340 ,  F02M 51/08
FI (3件):
F02M 61/18 340 D ,  F02M 51/08 A ,  F02M 51/08 J
Fターム (19件):
3G066AA01 ,  3G066AA03 ,  3G066AA04 ,  3G066AB02 ,  3G066BA23 ,  3G066BA53 ,  3G066BA54 ,  3G066BA55 ,  3G066BA61 ,  3G066CC01 ,  3G066CC10 ,  3G066CC11 ,  3G066CC15 ,  3G066CC21 ,  3G066CC22 ,  3G066CC24 ,  3G066CC25 ,  3G066CC37 ,  3G066CC48
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 電磁式燃料噴射弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-270085   出願人:株式会社ケーヒン
  • 流体噴射ノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-224141   出願人:株式会社デンソー

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