特許
J-GLOBAL ID:200903083445428599
ハイブリッド車両および動力出力装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-153571
公開番号(公開出願番号):特開平11-332020
出願日: 1998年05月18日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】 4輪駆動可能なハイブリッド車両において前後輪にトルクの偏りが生じていた。また、後進時の前後輪のトルク配分の制御について十分検討されていなかった。【解決手段】 エンジンの出力軸と前車軸とを対ロータモータで結合する。後車軸には第1のモータを結合する。さらに第2のモータをクラッチによりエンジンの出力軸および駆動軸に選択的に結合可能とする。後進時には第2のモータを出力軸または駆動軸に結合する。対ロータモータ、第1および第2のモータを逆転させれば後進することができる。前後輪のトルクは自由に制御可能である。また、前後輪の一方がスリップしている場合にはトルク配分を変更する。これらの制御により、後進時に前後輪のトルク配分を適切に制御することができる。
請求項(抜粋):
第1および第2の駆動軸に動力を出力して4輪駆動することができるハイブリッド車両であって、出力軸を有する原動機と、該出力軸と前記第1の駆動軸とに結合され、該出力軸および第1の駆動軸の一方から入力された機械的な動力を、電力のやりとりによって増減して、他方に伝達可能な動力調整装置と、前記第2の駆動軸に結合された第1の電動機と、前記出力軸、第1の駆動軸および第2の駆動軸のいずれとも異なる回転軸を有する第2の電動機と、該回転軸と前記出力軸との結合および切り離しを行う第1の接続装置と、該回転軸と前記第1の駆動軸との結合および切り離しを行う第2の接続装置と、前記第1の駆動軸および第2の駆動軸から前記ハイブリッド車両を後進させるために出力すべき動力の総和を要求動力として設定する動力設定手段と、前記原動機、動力調整装置、第1の電動機および第2の電動機の運転を制御して、前記第1の駆動軸および第2の駆動軸から前記要求動力を出力する駆動制御手段と、該ハイブリッド車両について、進行方向も含む走行状態を特定する特定手段と、該特定されたハイブリッド車両の走行状態が後進である場合には、前記第1の接続装置および前記第2の接続装置を制御して、前記第2の電動機の回転軸を前記出力軸および前記第1の駆動軸のいずれか一方に選択的に結合する接続制御手段とを備えるハイブリッド車両。
IPC (5件):
B60L 11/14
, B60K 17/356
, F02D 29/02
, H02K 7/11
, H02P 15/00
FI (5件):
B60L 11/14
, B60K 17/356
, F02D 29/02 D
, H02K 7/11
, H02P 15/00 D
引用特許:
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