特許
J-GLOBAL ID:200903083520257983

筒内噴射型火花点火式エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-111610
公開番号(公開出願番号):特開平10-299539
出願日: 1997年04月28日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 冷間時にインジェクタから燃焼室内への燃料噴射を吸気行程で行なわれる場合にも、シリンダ壁への燃料付着を抑制してオイルの希釈を防止するとともに、ピストン頂面や燃焼室天井部分への燃料付着も抑制し、エミッションや燃費を改善する。【解決手段】 燃焼室5の周縁部に配置したインジェクタ12をシリンダ軸線と直交する方向に対して斜め下方45°以内に指向させるとともに、少なくともエンジンの冷間時に吸気行程での燃料噴射を行なうことにより均一化状態とするとともに、冷間時に吸気行程での燃料噴射の開始時期をクランク角で上死点後30°以降とし、かつ燃料噴射の終了時期をインジェクタ12からの噴霧の中心線がピストン4の頂部のキャビティ6内に位置する範囲内のクランク角に設定している。
請求項(抜粋):
シリンダボア内のピストンの上方に形成された燃焼室の略中央部に点火プラグを設け、上記燃焼室の周縁部にインジェクタを、斜め下方に向けて燃料を噴射するように配置するとともに、上記ピストンの頂部にキャビティをインジェクタ側にオフセットした配置で設け、上記インジェクタから圧縮行程で燃料を噴射して上記キャビティを介して点火プラグ周りに混合気を偏在させる成層化状態と、上記インジェクタから少なくとも燃料の一部を吸気行程で噴射して混合気を燃焼室全体に拡散させる均一化状態とに変更可能とした筒内噴射式火花点火式エンジンにおいて、上記インジェクタをシリンダ軸線と直交する方向に対して斜め下方45°以内に指向させるとともに、少なくともエンジンの冷間時に上記均一化状態とするように上記インジェクタからの燃料噴射を制御する制御手段を設けるとともに、少なくともエンジンの冷機時において吸気行程での燃料噴射の開始時期をクランク角で上死点後30°以降とし、かつ燃料噴射の終了時期をインジェクタからの噴霧の中心線が上記キャビティ内に位置する範囲内のクランク角に設定したことを特徴とする筒内噴射型火花点火式エンジン。
IPC (8件):
F02D 41/02 325 ,  F02B 23/08 ,  F02B 23/10 ,  F02D 41/04 335 ,  F02D 41/34 ,  F02F 3/26 ,  F02M 61/14 310 ,  F02M 61/14
FI (9件):
F02D 41/02 325 A ,  F02B 23/08 V ,  F02B 23/10 D ,  F02B 23/10 M ,  F02D 41/04 335 A ,  F02D 41/34 F ,  F02F 3/26 A ,  F02M 61/14 310 A ,  F02M 61/14 310 S
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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