特許
J-GLOBAL ID:200903083603362592

組立パネルを含む不浸透性で断熱性のタンクの改良

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-211411
公開番号(公開出願番号):特開2000-079987
出願日: 1999年07月26日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 2次障壁および1次断熱障壁のパネル間の接合領域の応力集中を回避する。【解決手段】 2つの隣接パネルの接合領域の可撓性ストリップ20は気体および液体に不浸透性で、2次断熱障壁6に面するその側面において、一方では、該ストリップの側方縁部領域によって1つのパネルの2次断熱障壁要素に、他方では、該ストリップの対向側方縁部領域によって隣接パネルの2次断熱障壁要素に密閉して結合される。その結果、該ストリップの中心領域は、2つの該2次断熱障壁要素間の接合領域を覆っているが、自由に弾性的に変形するか、および/または該断熱タイル14および該断熱接合部に関して、自由に伸長し、該パネルは、該負荷支持構造1の壁に対して、壁に平行な平面での限定された運動自由度を伴って、保持される。
請求項(抜粋):
負荷支持構造特に船に組み込んだ不浸透性で断熱性のタンクであって、該タンクは、2つの連続的な密封障壁を包含し、その一方は、該タンク内に含まれる製品と接触している1次障壁(19、119)であり、そして他方は、該1次障壁と該負荷支持構造(1、101)との間に位置している2次障壁(6、106)であり、該2つの密封障壁は、2つの断熱障壁と交互になっており、該1次密封障壁は、該1次断熱障壁に対して機械的に保持した薄金属シート(19、119)からなり、該2次障壁および該1次断熱障壁は、該負荷支持構造に機械的に留めてはいるが接着して結合していない一組の組立パネル(2、102)から本質的になり、各パネルは、連続して、該パネルの底部を形成する第1剛性ボード(3、103)、該底部ボードにより支持され後者と共に2次断熱障壁要素を構成する第1断熱層(4、104)、該第1層を部分的に覆う第2断熱層(8、108)、および該パネルのカバーを形成し該2次ボードと共に1次断熱障壁要素を構成する第2断熱層を覆う第2剛性ボード(9、109)を包含し、2つの隣接パネルの該1次断熱障壁要素間の接合領域は、断熱タイル(14、114)で満たされ、該各タイルは、剛性ボード(16、116)で覆った断熱層(15、115)からなり、該断熱タイルの該剛性ボードおよび該パネルの該第2剛性ボードは、該1次密封障壁を支持できるほぼ連続的な壁を構成し、該2次断熱障壁要素間の接合領域は、断熱材料から作製した接合部(150)によって満たされており、ここで、該2次密封障壁の連続性は、2つの隣接パネルの接合領域において、可撓性ストリップ(20、120)により与えられるという特徴があり、該ストリップは、気体および液体に不浸透性であり、少なくとも1つの変形可能な連続薄金属シートを含み得、各ストリップは、該2次断熱障壁に面するその側面において、一方では、該ストリップの側方縁部領域(120a)によって1つのパネルの2次断熱障壁要素に、そして他方では、該ストリップの対向側方縁部領域(120b)によって隣接パネルの2次断熱障壁要素に密閉して結合されて、その結果、該ストリップの中心領域(120c)は、2つの該2次断熱障壁要素間の接合領域を覆っているが、自由に弾性的に変形するか、および/または該断熱タイルおよび該断熱接合部に関して、自由に伸長するようにされ、該パネルは、該負荷支持構造の壁に対して、該壁に平行な平面での限定された運動自由度を伴って保持されている、タンク。
IPC (4件):
B65D 90/02 ,  B63B 25/16 ,  B63B 25/16 103 ,  F17C 3/04
FI (4件):
B65D 90/02 B ,  B63B 25/16 F ,  B63B 25/16 103 ,  F17C 3/04 A
引用特許:
審査官引用 (11件)
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