特許
J-GLOBAL ID:200903083689768235

多心または単心光ファイバケーブルコネクタ用整列配置組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-511495
公開番号(公開出願番号):特表2000-505208
出願日: 1996年10月07日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】本発明は、1対のケーブルの端部を整列配置して接続する精密光ファイバケーブルコネクタ(10)を提供する。前記コネクタ(10)は、ファイバ収納面(14)と、コネクタ係合面(18)とを有するファイバ整列配置ブロック(12)を備える。第1および第2開口部(44、46)は、コネクタ係合面(18)に形成される。整列配置ボール(62)は、第1開口部(44)に備えられて保持される。前記整列配置ボール(62)は、前記コネクタ(10)を別の類似コネクタに整列配置し、特に、前記コネクタ整列配置組立体上に支持される光ファイバを整列配置するのに適する。
請求項(抜粋):
1.光ファイバケーブル(16)からの少なくとも1本の光ファイバを収納するファイバ収納面(14)と、コネクタ係合面(18)とを有するファイバ整列配置ブロック(12)と、 前記コネクタ係合面(18)に形成された第1および第2開口部(44、46)と、 前記第1開口部内に保持された整列配置ボール(62)と、を備える光ファイバケーブルコネクタ整列配置組立体(10)。 2.前記ファイバ収納面は、前記光ファイバケーブルからの少なくとも1本のファイバを保持する少なくとも1個の整列配置溝(28)を備える、請求項1記載のコネクタ整列配置組立体。 3.前記コネクタ係合面は、前記ファイバ収納面に対して81°〜99°の範囲の角度を形成する、請求項1記載のコネクタ整列配置組立体。 4.前記第2開口部は、前記光ファイバケーブルコネクタが嵌合する対応するコネクタ整列配置組立体内に保持される整列配置ボールを摺動状態で収納するサイズである、請求項1記載のコネクタ整列配置組立体。 5.前記第1開口部に隣接する第1の対の突出部(48)と、前記第2開口部に隣接する第2の対の突出部(49)とをさらに備え、前記突出部は前記コネクタ係合面から突出する、請求項1記載のコネクタ整列配置組立体。 6.前記整列配置ボールは、前記第1対の突出部の間に保持される、請求項4記載のコネクタ整列配置組立体。 7.前記整列配置ボールは、前記第2対の突出部に摺動状態で係合する、請求項4記載のコネクタ整列配置組立体。 8.前記第1開口部は、前記第2対の突出部を収納するサイズであり、前記第2開口部は、前記第1対の突出部を収納するサイズである、請求項4記載のコネクタ整列配置組立体。 9.前記整列配置ボールは前記第1開口部に固定状態で取り付けられる、請求項1記載のコネクタ整列配置組立体。 10.前記整列配置ボールは前記第1開口部に接着される、請求項1記載のコネクタ整列配置組立体。 11.前記第1および第2開口部は各々第1および第2の孔に連通し、前記第1および第2の孔は、前記ファイバ整列配置ブロックの幅全体を通して延在する、請求項1記載のコネクタ整列配置組立体。 12.光ファイバケーブル(16)からの光ファイバを収納するファイバ収納面(14)と、コネクタ係合面(18)とを有するファイバ整列配置ブロック(12)と、 前記ファイバ収納面(14)に形成されたチャネル(20)と、 前記チャネル(20)内に形成された少なくとも1つの整列配置溝(28)と、 少なくとも1本の光ファイバを少なくとも1つの整列配置溝(28)に固定するために前記溝(20)に嵌合するサイズの固定部材(32)と、を備える光ファイバケーブルコネクタ整列配置組立体(10)。 13.前記チャネルは、チャネル面(26)と、第1および第2チャネルリップ(22、24)とを有し、前記チャネルリップ(22、24)は上および下のリップ縁部(22a、24a、22b、24b)を備え、前記上のリップ縁部は第1の距離だけ離れ、前記下のリップ縁部は第2の距離だけ離れ、かつ前記上のリップ縁部は前記チャネル面(26)から第3の距離にあり、前記チャネルリップは、前記上のリップ縁部から前記下のリップ縁部に向かって内側に傾斜し、その結果、前記上のリップ縁部間の前記第1距離は、前記下のリップ縁部間の前記第2距離より短い、請求項12記載のコネクタ整列配置組立体。 14.前記固定部材は、前記上のリップ縁部と前記チャネル面との間の前記第3距離未満の厚さを有する、請求項12記載のコネクタ整列配置組立体。 15.前記固定部材は、前記チャネルに挿入されたときに、前記第1および第2チャネルリップにより前記チャネル内に保持される、請求項14記載のコネクタ整列配置組立体。 16.前記コネクタ係合面に形成された第1および第2開口部(44、46)と、前記第1開口部内に保持された整列配置ボール(62)とをさらに備える、請求項12記載のコネクタ整列配置組立体。 17.前記コネクタ係合面は、前記ファイバ収納面に対して81°〜99°の範囲の角度を形成する、請求項12記載のコネクタ整列配置組立体。 18.少なくとも1対の光コネクタ整列配置組立体(10)を連続する光ファイバケーブル(72)上に組み付けるのを自動化する方法であって、前記コネクタ整列配置組立体(10)は、前記ケーブル(72)からの少なくとも1本の光ファイバを収納するファイバ収納面(14)と、コネクタ係合面(18)と、前記収納面(14)に形成されたチャネル(20)と、前記チャネル(20)に形成された少なくとも1つの整列配置溝(28)と、前記チャネル(20)に嵌合するサイズの固定部材(32)とを有するファイバ整列配置ブロック(12)を備え、 前記少なくとも1対のコネクタ整列配置組立体(10)を向かい合わせに配置するステップと、 前記少なくとも1対のコネクタ整列配置組立体(10)の前記コネクタ係合面(18)の間に間隔部材(71)を配置するステップと、 前記ケーブル(72)の被覆されていない個々のファイバが前記整列配置溝(28)の各々の溝に配置されるように、前記連続する光ケーブル(72)を前記コネクタ整列配置組立体(10)上に置くステップと、 前記ケーブル(72)を前記整列配置溝(28)内に保持する前記固定部材(32)を取り付けるステップと、 前記コネクタ整列配置組立体(10)の間で前記ケーブル(72)を切断するステップと、を含む方法。 19.光ファイバケーブル(16)に少なくとも1対のコネクタ整列配置組立体(10)を組み付ける方法であって、前記整列配置組立体(10)は、前記ケーブル(16)からの少なくとも1本の光ファイバ(17)を収納するファイバ収納面(14)と、コネクタ係合面(18)と、前記ファイバ収納面(14)に形成されたチャネル(20)と、前記チャネル(20)に形成された少なくとも1つの整列配置溝(28)と、前記チャネル(20)に嵌合するサイズの固定部材(32)と、前記コネクタ係合面(18)に形成された第1および第2開口部(44、46)と、前記第1開口部(44)内に保持される整列配置ボール(62)とを有するファイバ整列配置ブロック(12)を備え、 少なくとも1対のコネクタ整列配置組立体(10)を向かい合わせに配置するステップと、 前記少なくとも1対のコネクタ整列配置組立体(10)の前記コネクタ係合面(18)の間に間隔部材(71)を配置するステップと、 前記ケーブル(16)の個々のファイバが前記整列配置溝(28)の各々の溝に配置されるように、前記光ケーブル(16)を前記コネクタ整列配置組立体(10)の上に置くステップと、 前記ケーブル(16)を前記整列配置溝(28)内に保持する前記固定部材(32)を取り付けるステップと、 前記ケーブル(16)を前記コネクタ整列配置組立体(10)の間で切断するステップと、を含む方法。
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 光コネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-348545   出願人:古河電気工業株式会社
  • 特開平3-260605
  • 光ファイバー束接続方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-176167   出願人:エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーション
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