特許
J-GLOBAL ID:200903083712750993

エバポガスパージシステムの異常診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-012171
公開番号(公開出願番号):特開平11-210568
出願日: 1998年01月26日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 エバポガスパージ系の異常診断を精度良く行う。【解決手段】 エバポガスパージ系の異常診断を行う前に、キャニスタ閉塞弁を全閉し、パージ制御弁を開放して、エバポガスパージ系内に吸気管負圧を導入し、燃料タンク内圧PTを所定の負圧(例えば-5mmHg)まで低下させることで、燃料タンク17内のエバポガスを放出して燃料タンク17内のエバポガス成分の分圧を飽和蒸気圧に対して十分に低下させる。この後、キャニスタ閉塞弁を全開して燃料タンク内圧PTを大気圧に戻し、エバポガスパージ系を密閉して、大気圧からの圧力変化量ΔP1 を検出する。この後、エバポガスパージ系内に吸気管負圧を導入して燃料タンク内圧PTを所定の負圧(例えば-15mmHg)まで低下させ、負圧からの圧力変化量ΔP2 を検出する。これら2回の圧力変化量ΔP1 ,ΔP2 を比較して、エバポガスパージ系のリークの有無を診断する。
請求項(抜粋):
燃料タンクと内燃機関の吸気管とを連通する通路に、前記燃料タンク内の燃料が蒸発して生じたエバポガスを吸着するキャニスタと、このキャニスタから前記吸気管へのエバポガスのパージを制御するパージ制御弁とを設けたエバポガスパージシステムにおいて、異常診断時に前記燃料タンクと前記キャニスタとを含むエバポガスパージ系を密閉して該エバポガスパージ系の圧力変化を測定し、その測定値に基づいて前記エバポガスパージ系の異常の有無を診断する異常診断手段を備え、前記異常診断手段は、前記エバポガスパージ系の圧力変化を測定する前に前記燃料タンク内のエバポガスを放出してエバポガス濃度を低減する操作(以下「エバポガス濃度低減操作」という)を行うことを特徴とするエバポガスパージシステムの異常診断装置。
IPC (5件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 301 ,  F02D 41/02 301 ,  F02D 41/04 305 ,  G01M 15/00
FI (5件):
F02M 25/08 Z ,  F02M 25/08 301 H ,  F02D 41/02 301 J ,  F02D 41/04 305 A ,  G01M 15/00 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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