特許
J-GLOBAL ID:200903083730730320

熱収縮性多層フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-170943
公開番号(公開出願番号):特開平7-001679
出願日: 1993年06月18日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【構成】 熱可塑性樹脂で形成される表層と、内部層として熱可塑性ポリエステルを主体とする重合体層とポリケトンを水添処理により還元して得られるヒドロキシメチレン単位を有する共重合体を含むガスバリア層とを含み、加熱収縮率が少なくとも1方向において20%、且つ加熱収縮応力が少なくとも50g/mm2 であるガスバリア性を有する熱収縮性多層フィルム。【効果】 環境衛生上に特に問題がなく、溶融加工性および延伸製膜性に優れ、且つ、機械的特性や光学特性、ヒートシール性および熱収縮性にも優れる新規なガスバリア性の多層フィルムであり、主として収縮包装、密着ラップ等の各種包装用途に好適に用いられる。
請求項(抜粋):
表層を形成する熱可塑性樹脂層(A)と、少なくとも2層で構成される内部層のうちの少なくとも1層がヒドロキシメチレン単位を有する共重合体を少なくとも1成分として含むガスバリア性重合体層(B)であり、もう1つの層が上記(A)層の主体成分とは異なる熱可塑性ポリエステルを主体成分とする重合体層(C)である、少なくとも4層からなる多層フィルムであって、上記ヒドロキシメチレン単位がポリケトンの持つカルボニル基の少なくとも一部を還元して得られるものであり、且つ該ポリケトンは、?@一酸化炭素と少なくとも1種の炭素数2以上のαオレフィンとの共重合体、或いは、?A一酸化炭素と、少なくとも1種の該αオレフィンと、更に加えて次の成分として酢酸ビニル、脂肪族不飽和カルボン酸、脂肪族不飽和カルボン酸エステルより選ばれる少なくとも1種の単量体、との共重合体、又は?Bこれらの変性共重合体、であり、該多層フィルムが、加熱収縮率が少なくとも20%であり、且つ加熱収縮応力が少なくとも50g/mm2 であることを特徴とする熱収縮性多層フィルム。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 複合延伸フィルム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-032558   出願人:旭化成工業株式会社
  • 熱収縮性多層フィルム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-069094   出願人:旭化成工業株式会社
  • 特開平4-276441
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