特許
J-GLOBAL ID:200903083784885893

音声処理装置及び音声符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 荒船 博司 ,  荒船 良男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-164511
公開番号(公開出願番号):特開2005-345707
出願日: 2004年06月02日
公開日(公表日): 2005年12月15日
要約:
【課題】音声信号の符号化(圧縮)処理において、他の周波数成分から孤立している周波数成分を削除することにより、雑音を軽減させる。【解決手段】音声処理装置100は、入力された音声信号をフレームに分割し、フレーム毎に、フレームに含まれる音声信号の振幅の最大値に基づいて音声信号のレベルを調整し、レベルが調整された音声信号に対し、MDCT(変形離散コサイン変換)を施して、ベクトル量子化を施し、ベクトル量子化により得られた音声信号に対し、エントロピー符号化を施して出力する。エントロピー符号化により得られた音声信号のデータ量が予め設定された目標データ量より大きい場合、当該音声信号の中から、エネルギーが所定値以下の帯域の周波数成分を削除するとともに、周波数軸上で隣り合う周波数成分との振幅値の差の絶対値が所定値より大きい周波数成分を削除する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力された音声信号をフレームに分割するフレーム化部と、 前記フレーム化部により得られたフレーム毎に、フレームに含まれる音声信号の振幅の最大値に基づいて音声信号のレベルを調整するレベル調整部と、 前記レベル調整部によりレベルが調整された音声信号に対し、周波数変換を施す周波数変換部と、 前記周波数変換により得られた音声信号に対し、ベクトル量子化を施すベクトル量子化部と、 前記ベクトル量子化により得られた音声信号に対し、エントロピー符号化を施すエントロピー符号化部と、 前記エントロピー符号化部により得られた音声信号のデータ量が、予め設定された目標データ量より大きいか否かを判定する判定部と、 前記判定部により、前記エントロピー符号化部により得られた音声信号のデータ量が前記目標データ量より大きいと判定された場合、当該音声信号の中から、エネルギーが所定値以下の帯域の周波数成分を削除する第1の削除処理と、周波数軸上で隣り合う周波数成分との振幅値の差の絶対値が所定値より大きい周波数成分を削除する第2の削除処理を行うデータ削除部と、 を備えることを特徴とする音声処理装置。
IPC (3件):
G10L19/00 ,  G10L11/00 ,  H03M7/30
FI (4件):
G10L9/18 A ,  H03M7/30 B ,  G10L9/16 ,  G10L9/18 E
Fターム (11件):
5D045DA11 ,  5D045DA20 ,  5J064AA02 ,  5J064BA09 ,  5J064BA13 ,  5J064BC01 ,  5J064BC08 ,  5J064BC09 ,  5J064BC11 ,  5J064BC16 ,  5J064BC28
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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