特許
J-GLOBAL ID:200903083791627590

ブラインド適応等化器における引込方法及びブラインド適応等化器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 千葉 剛宏 ,  宮寺 利幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-253863
公開番号(公開出願番号):特開2006-074314
出願日: 2004年09月01日
公開日(公表日): 2006年03月16日
要約:
【課題】適応等化器において、トレーニング信号を用いないで引込時間を短くする。【解決手段】キャリア再生回路(CR)12と判定帰還型等化器(DFE)16とを組み合わせた適応等化器で引込を行う際、引込開始時ステップでは、キャリアの位相回転に影響しないCMAアルゴリズム(Godard)でDFEのタップ係数を更新させ、それと同時にキャリア再生回路の判定範囲を限定した位相誤差検出を用いてキャリア再生を開始する。キャリア再生が収束し、かつ等化誤差電力が十分小さくなった後、引込終了時ステップでは、判定範囲を限定しない位相誤差検出のキャリア再生に替えかつDFEタップ更新をCMAから判定指向(LMS)で行うアルゴリズムに切り替える。【選択図】図3
請求項(抜粋):
複素入力信号とキャリア再生信号とを乗算する乗算器と、前記乗算器の出力が供給され等化出力信号と判定出力信号を得る判定帰還型等化器と、前記等化出力信号と前記判定出力信号が供給され前記キャリア再生信号を出力するキャリア再生回路とを備えるブラインド適応等化器における引込方法において、 前記判定帰還型等化器のタップ係数を、前記キャリアの位相回転に影響しないCMAアルゴリズムで更新させるとともに、前記キャリア再生回路のキャリア再生を、判定範囲を限定した位相誤差検出を用いて開始する引込開始時ステップと、 前記判定帰還型等化器における等化誤差信号が小さくなり、かつ前記キャリア再生回路でのキャリア再生が収束した後、前記判定帰還型等化器のタップ係数を、判定指向アルゴリズムで更新させるように切り替えるとともに、前記キャリア再生回路のキャリア再生を、判定範囲を限定しない位相誤差検出を用いて行うように切り替える引込終了時ステップと を有することを特徴とするブラインド適応等化器における引込方法。
IPC (3件):
H04B 7/005 ,  H04B 3/06 ,  H04L 27/01
FI (3件):
H04B7/005 ,  H04B3/06 E ,  H04L27/00 K
Fターム (9件):
5K004AA08 ,  5K004JH02 ,  5K046AA05 ,  5K046EE06 ,  5K046EE10 ,  5K046EE37 ,  5K046EE56 ,  5K046EF15 ,  5K046EF54
引用特許:
審査官引用 (2件)

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