特許
J-GLOBAL ID:200903083866844745

帯域可変透過型光フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-199990
公開番号(公開出願番号):特開平10-048425
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 透過帯域幅を容易に可変することのできる、波長選択性に優れた透過型光フィルタを実現する。【解決手段】 光ファイバ1aより入射した光は4ポート光サーキュレータ7によりファイバグレーティング6aに導かれる。ファイバグレーティング6aによってある波長帯域の光のみが反射され、4ポート光サーキュレータ7によりファイバグレーティング6bに導かれる。ファイバグレーティング6bによってある波長帯域の光のみが反射され、4ポート光サーキュレータ7により光ファイバ1bに導かれる。その他の波長の光は無反射終端部8a,8bによりファイバ外へ放射され、光ファイバ1bには導かれない。即ち、光ファイバ1bからは、ファイバグレーティング6bの反射波長を波長調整装置9によって調整し、ファイバグレーティング6a,6bの双方の反射波長帯域の重なり合う部分の幅を調整する事により、光ファイバ1bから出射される光の波長帯域幅を可変する。
請求項(抜粋):
4ポート光サーキュレータと、前記4ポート光サーキュレータに接続されており、光を4ポート光サーキュレータに入射する第1の光ファイバと、光ファイバの長手方向に対して形成された周期的な屈折率変化を持ち、屈折率変化の周期のピッチに応じた波長の光を反射する機能を有しており、一端が前記4ポート光サーキュレータに接続されて第1の光ファイバから入射した光が導かれ、他端が無反射終端部により終端されている第1のファイバグレーティングと、光ファイバの長手方向に対して形成された周期的な屈折率変化を持ち、屈折率変化の周期のピッチに応じた波長の光を反射する機能を有しており、一端が前記4ポート光サーキュレータに接続されて前記第1のファイバグレーティングで反射された光が導かれ、他端が無反射終端部により終端されている第2のファイバグレーティングと、前記4ポート光サーキュレータに接続されており、前記第2のファイバグレーティングで反射された光が導かれてこの光を出射する第2の光ファイバと、第1のファイバグレーティングまたは第2のファイバグレーティングの少なくとも一方に装着されており、装着したファイバグレーティング中の屈折率変化のピッチを変化させる波長調整装置と、を備えていることを特徴とする帯域可変透過型光フィルタ。
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る