特許
J-GLOBAL ID:200903083890850373

画像データ符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-095252
公開番号(公開出願番号):特開平5-292326
出願日: 1992年04月15日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明は画像データ符号化装置に関し、階調の変化特性が異なる全ての画像を高画質で復元できるような符号データを生成することを目的とする。【構成】 2次元DCT変換部151から出力される各ブロックの2次元DCT係数を、線形量子化部152は、量子化条件決定部180から入力する量子化条件を用いて量子化する。画質判定部160は、この量子化により得られた、各ブロックの量子化係数等を用いた評価関数の演算を行い、その演算により得られた評価関数値により復元画像の画像劣化度を判定し、画質劣化度が所定以下となるまで、量子化条件決定部180に量子化誤差がより小さくなるような量子化条件を線形量子化部152に出力させる。そして、画質劣化度が許容値以下になると、可変長符号化部154に符号化の指示を出す。
請求項(抜粋):
原画像の画像データを複数のブロックに分割し、その分割された複数の各ブロック毎に、そのブロック内の複数の画素の階調値に対して直交変換を行い、次に、その直交変換により得られた各ブロックの複数の直交変換係数を量子化した後、画像復元用の符号データを生成する画像データ符号化装置において、前記各ブロック内の複数の直交変換係数を量子化するために用いる複数の量子化条件を出力する量子化条件出力手段(1)と、該量子化条件出力手段(1)から量子化条件を用いて、前記各ブロック毎にその各ブロック内の複数の直交変換係数を量子化する量子化手段(2)と、該量子化手段(2)により生成された量子化係数を符号化する符号化手段(3)とを有するとともに、前記量子化係数と上記量子化手段(2)が上記量子化に用いた量子化条件とを用いて、上記各ブロック内の上記複数の直交変換係数を復元し、該復元された直交変換係数と前記各ブロック内の複数の直交変換係数とから、上記各ブロックの画像の劣化度を評価する所定の評価関数の演算を行い、その演算により得られた上記評価関数の値により上記各ブロックの復元画像の劣化度が許容範囲内にあるか否かを判断し、その各ブロックの復元画像の劣化度が上記許容範囲を越えていれば、前記量子化条件出力手段(1)に対し量子化誤差が前回の量子化よりも小さくなるような量子化条件の出力を指示し、一方、上記各ブロックの復元画像の劣化度が上記許容範囲内にあれば、前記符号化手段(3)に対し符号化を指示する符号化判断手段(4)と、を備えたことを特徴とする画像データ符号化装置。
IPC (3件):
H04N 1/41 ,  G06F 15/66 330 ,  H04N 7/133
引用特許:
審査官引用 (4件)
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