特許
J-GLOBAL ID:200903083990603594

ブラシレスモータの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-148731
公開番号(公開出願番号):特開平9-308291
出願日: 1996年05月20日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 ブラシレスモータの起動トルクの向上を図り、脱調等を防止し、ハイブリッド起動を可能とする。【解決手段】 ブラシレスモータの電機子巻線U,V,Wの巻線電圧を抵抗回路10aで合成し、この合成巻線電圧(誘起電圧)の直流分をコンデンサ10bでカットして抵抗回路10cでレベル調整する。このとき、抵抗回路10cとコンデンサ10dとによる積分効果によりその合成巻線電圧波形を歪ませる。この歪んだ合成巻線電圧波形と基準電圧とを比較回路10fで比較し、この比較結果の位置検出信号により制御回路11は回転子の位置検出してブラシレスモータ4の通電を切り替える。制御回路11はブラシレスモータ4をPWM制御するが、ブラシレスモータ4の起動開始から回転子の位置を検出し、この回転子の位置検出があるときには積分効果による遅延された位置検出に基づいて電機子巻線の通電切り替えを行い、位置検出がないときには電機子巻線電流の通電切り替えを強制的に行う。
請求項(抜粋):
ブラシレスモータの電機子巻線の非通電相に発生する誘起電圧を用いて同ブラシレスモータの回転子の位置を検出し、該位置検出をもとにして前記ブラシレスモータの電機子巻線の通電を切り替えるブラシレスモータの制御方法において、前記ブラシレスモータの起動開始から同ブラシレスモータの回転子の位置を検出し、該回転子の位置検出があるときには同位置検出を遅延し、該遅延位置検出に基づいて前記電機子巻線の通電切り替えを行い、前記位置検出がないときには前記電機子巻線の通電切り替えを強制的に行うようにしたことを特徴とするブラシレスモータの制御方法。
IPC (2件):
H02P 6/18 ,  H02P 6/12
FI (2件):
H02P 6/02 371 T ,  H02P 6/02 371 D
引用特許:
審査官引用 (3件)

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