特許
J-GLOBAL ID:200903084012341967
振動抑制装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 喜樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-277865
公開番号(公開出願番号):特開2009-101495
出願日: 2007年10月25日
公開日(公表日): 2009年05月14日
要約:
【課題】「びびり振動」を効果的に抑制可能な最適回転速度を求めることができる振動抑制装置を提供する。【解決手段】回転中の回転軸3の時間領域の振動加速度を検出する振動センサ2a〜2cと、検出された時間領域の振動加速度にもとづいて、びびり振動数及び該びびり振動数における周波数領域の振動加速度を算出するFFT演算装置6と、周波数領域の振動加速度やびびり振動数等を加工情報として記憶する記憶装置9と、算出された周波数領域の最大加速度が所定の閾値を超えた場合に、その最大加速度やびびり振動数等を新たな加工情報として記憶装置9に記憶するとともに、当該新たな加工情報と、記憶装置9に記憶されている過去の加工情報とにもとづき、びびり振動を抑制可能な最適回転速度を算出する演算装置7と、該最適回転速度にて回転軸3を回転させるNC装置8とを備えた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
工具又はワークを回転させるための回転軸を備えた工作機械において、前記回転軸を回転させた際に生じるびびり振動を抑制するための振動抑制装置であって、
回転中の前記回転軸の時間領域の振動を検出する検出手段と、
検出手段により検出された時間領域の振動にもとづいて、びびり振動数及び該びびり振動数における周波数領域の振動を算出する第1演算手段と、
周波数領域の振動、びびり振動数、及び回転軸回転速度を加工情報として記憶する記憶手段と、
前記第1演算手段により算出された周波数領域の振動が所定の閾値を超えた場合に、その周波数領域の振動、びびり振動数、及びその時の回転軸回転速度を新たな加工情報として記憶手段に記憶するとともに、当該新たな加工情報と、前記記憶手段に記憶されている過去の加工情報とにもとづき、びびり振動を抑制可能な前記回転軸の最適回転速度を算出する第2演算手段と、
前記第2演算手段により算出された最適回転速度にて前記回転軸を回転させる回転速度制御手段とを備えていることを特徴とする振動抑制装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (8件):
3C001KA07
, 3C001KB10
, 3C001TA05
, 3C001TA07
, 3C001TB08
, 3J048AB13
, 3J048AD01
, 3J048CB23
引用特許: