特許
J-GLOBAL ID:200903084013740997

無線通信システム及び無線チャネル制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 健
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-388771
公開番号(公開出願番号):特開2005-151383
出願日: 2003年11月19日
公開日(公表日): 2005年06月09日
要約:
【課題】 短時間急変する電波伝搬状態に応じてチャネルの切替を制御する。【解決手段】 制御装置260は、所定時間又は所定フレーム数毎に、受信レベル測定部241及びフレームエラー監視部242に基づき無線信号の受信レベルとフレームエラーレート(FER)とを取得する。制御装置240は、FERと、通信品質が補償される様に求められた第1のレート閾値及び第2のレート閾値とそれぞれ比較する。また、受信レベルと通信品質が補償される様に求められたレベル閾値を比較する。制御装置240は、比較結果に応じて所定のカウンタを加算する。制御装置240は、各カウンタの値とそれぞれに対応する短時間急変する状態ではチャネル切替がされないように求められた第1〜第4の連続回数閾値とをそれぞれ比較する。制御装置240は、いずれかのカウンタの値が、対応する連続回数閾値以上である場合に、チャネル切替等を実行する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
無線端末と基地局との無線通信に使用されるチャネルを、同一基地局の他のチャネルに切り替えるチャネル切替、及び、他の基地局のチャネルに切り替えるハンドオーバを制御するための無線チャネル制御方法であって、 基地局の制御装置は、所定時間又は所定フレーム数毎に、無線端末から受信した無線信号の受信レベルと、フレームに発生する誤りに基づくフレームエラーレートとを求めるステップと、 制御装置は、求められたフレームエラーレートと予め定められた第1のレート閾値、及び、求められたフレームエラーレートと予め定められた第1のレート閾値より大きい第2のレート閾値、をそれぞれ比較し、フレームエラーレートが第1の閾値未満、第1の閾値以上第2の閾値未満、又は、第2の閾値以上のいずれであるか判断するステップと、 制御装置は、求められた受信レベルと予め定められたレベル閾値とを比較し、受信レベルがレベル閾値未満か、又は、レベル閾値以上か判断するステップと、 制御装置は、フレームエラーレートが第1の閾値以上第2の閾値未満であり、且つ、受信レベルがレベル閾値未満及びレベル閾値以上のそれぞれに対応する第1及び第2のカウンタと、フレームエラーレートが第2の閾値以上であり、且つ、受信レベルがレベル閾値未満及びレベル閾値以上のそれぞれに対応する第3及び第4のカウンタとの内、判断結果に応じて所定のカウンタをカウントアップ若しくはダウン、又は、リセットするステップと、 制御装置は、各カウンタの値と、それぞれに対応する第1乃至第4の連続回数閾値とを比較するステップと、 制御装置は、第1乃至第4のカウンタのいずれかの値が、対応する第1乃至第4の連続回数閾値以上である場合に、チャネル切替又はハンドオーバを実行するステップと を含み、 前記第1の連続回数閾値は、比較的短時間であってもチャネル切替えを行い通信品質を確保させるように設定され、 前記第2及び第3の連続回数閾値は、前記第1の連続回数閾値に対応する時間より比較的長い時間それらの状態が継続した場合に、チャネル切替えを行い通信品質を確保させるように設定され、 前記第4の連続回数閾値は、前記第1乃至第3の連続回数閾値に対応するいずれの時間よりさらに長く継続した場合にチャネル切替えを行うように設定された前記無線チャネル制御方法。
IPC (2件):
H04Q7/22 ,  H04B7/26
FI (2件):
H04B7/26 108B ,  H04B7/26 C
Fターム (19件):
5K067AA02 ,  5K067BB08 ,  5K067CC04 ,  5K067DD34 ,  5K067DD36 ,  5K067DD44 ,  5K067DD46 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067EE24 ,  5K067FF02 ,  5K067FF16 ,  5K067HH22 ,  5K067HH23 ,  5K067JJ33 ,  5K067JJ35 ,  5K067JJ37 ,  5K067JJ39 ,  5K067KK15
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)

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