特許
J-GLOBAL ID:200903084059380693

列車制御用情報伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 光正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-204776
公開番号(公開出願番号):特開平11-192946
出願日: 1998年07月21日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 地上側においても、列車の交差誘導線の捻架点通過を検知できるようにするとともに、列車速度も検出できるようにする。【解決手段】 車上装置の一対のアンテナの一方のアンテナから車上情報を第1の搬送波を用いて変調処理して送出するとともに、他方のアンテナから車上情報を第2の搬送波を用いて変調処理して送出できるようにし、地上装置では、交差誘導線を介して受信した信号を前記第1の搬送波及び前記第2の搬送波を用いて復調処理して前記車上情報を抽出するとともに、その車上情報がその第1の搬送波で抽出された情報信号レベルの規定値以上の落ち込みの検出及びその第2の搬送波で抽出された情報信号レベルの規定値以上の落ち込みの検出に基づいて捻架点を検出し、また、2つの検出結果から列車速度を検出する。
請求項(抜粋):
列車の走行する軌道に沿って布設されるとともに、その軌道に沿った所定長さ毎に捻架点を有して形成された複数のループからなる交差誘導線と、その捻架点を挾んで位置することができるように所定の間隔を保って設けられた一対のアンテナを有するとともに、それらアンテナを介して上記交差誘導線に向けて所定の情報を送出することのできる上記列車に搭載される車上装置と、上記交差誘導線を介して受信した信号から上記所定の情報を抽出する地上装置とからなる列車制御用情報伝送装置において、前記車上装置は、所定の周波数を有する第1の搬送波を前記所定の情報を用いて変調処理して前記一対のアンテナのうちの一方のアンテナへ送出するとともに、その第1の搬送波の周波数と異なる周波数を有する第2の搬送波をその所定の情報を用いて変調処理してその一対のアンテナのうちの他方のアンテナへ送出し、前記地上装置は、前記交差誘導線を介して受信した信号を前記第1の搬送波及び前記第2の搬送波を用いて復調処理して前記所定の情報を抽出するとともに、その第1の搬送波で抽出されたその所定の情報信号レベルの規定値以上の落ち込みの検出及びその第2の搬送波で抽出されたその所定の情報信号レベルの規定値以上の落ち込みの検出に基づいて前記捻架点を検出する、ことを特徴とする列車制御用情報伝送装置。
IPC (3件):
B61L 3/12 ,  B60L 15/40 ,  H04B 5/02
FI (3件):
B61L 3/12 F ,  B60L 15/40 D ,  H04B 5/02
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 列車位置検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-205376   出願人:日本信号株式会社
  • 定位置停止制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-142579   出願人:新日本製鐵株式会社, 株式会社京三製作所
  • 特開昭58-154301
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