特許
J-GLOBAL ID:200903084067073465

ポリプロピレン樹脂、それから得られるシートおよびフィルム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-327586
公開番号(公開出願番号):特開2005-089683
出願日: 2003年09月19日
公開日(公表日): 2005年04月07日
要約:
【課題】担持型チタン系触媒を用いて得られるポリプロピレン樹脂であって、シートを成形した際にβ晶の含有率の高いシートをβ晶核剤を配合しなくても容易に製造可能であり、このためアンチブロッキング性に優れたキャパシターフィルムを容易に得ることができるポリプロピレン樹脂、それからなるシート、その製造方法、延伸フィルムおよびキャパシターフィルムを提供する。【解決手段】担持型チタン系触媒を用いた重合で得られ、ASTM D-1238(230°C、2.16kg荷重)で測定したメルトフローレート(MFR)が0.5〜10g/10分、ゲルパーミエーションクロマトグラフ法で測定したMnが100000以下、Mw/Mnが5.4以上、Mz/Mnが20以上で、さらにクロス分別クロマトグラフ法で110°Cまで測定した溶出積分量が33%以下であることを特徴とするポリプロピレン樹脂を、加熱溶融してTダイから押出し、60°C以上の温度に保持された冷却ロールで徐冷し、β晶分率が0.20以上のシートを製造する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
担持型チタン系触媒を用いた重合で得られ、ASTM D-1238(230°C、 2.16kg荷重)で測定したメルトフローレート(MFR)が0.5〜10g/10分、ゲルパーミエーションクロマトグラフ法で測定したMnが100000以下、Mw/Mnが5.4以上、Mz/Mnが20以上のポリプロピレン樹脂であって、加熱溶融してTダイから押出し、60°C以上の温度に保持された冷却ロールで徐冷した場合に、得られたシートのβ晶分率が0.20以上となるポリプロピレン樹脂。
IPC (4件):
C08F10/06 ,  B29C47/88 ,  C08J5/18 ,  H01G4/18
FI (4件):
C08F10/06 ,  B29C47/88 Z ,  C08J5/18 ,  H01G4/18 321
Fターム (35件):
4F071AA20 ,  4F071AA81 ,  4F071AA88 ,  4F071AA89 ,  4F071AF11Y ,  4F071AF30 ,  4F071AH12 ,  4F071BA01 ,  4F071BB06 ,  4F071BB07 ,  4F071BB08 ,  4F071BC01 ,  4F207AA11 ,  4F207AB16 ,  4F207AG01 ,  4F207AR06 ,  4F207KA01 ,  4F207KA17 ,  4F207KK65 ,  4F207KL84 ,  4J100AA03P ,  4J100CA01 ,  4J100DA01 ,  4J100DA04 ,  4J100DA09 ,  4J100DA41 ,  4J100DA43 ,  4J100DA62 ,  4J100FA09 ,  4J100JA43 ,  4J100JA44 ,  5E082AB04 ,  5E082BC40 ,  5E082FG06 ,  5E082FG35
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
審査官引用 (2件)
  • ポリプロピレンハンドブック, 20010720, 初版第2刷, 159-177頁
  • ポリプロピレンハンドブック, 20010720, 初版第2刷, 159-177頁

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