特許
J-GLOBAL ID:200903084154680971

沸騰冷却器および筐体冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-030980
公開番号(公開出願番号):特開平10-227586
出願日: 1997年02月14日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 密閉された筐体内を冷却する手段として、複数のヒートポンプを用いる方法が知られているが、廃却時に冷媒を回収する場合、筐体から複数のヒートパイプを外して回収作業を行う必要があり、廃却時のコストがかさんでしまう。冷却能力をアップさせる場合、内部冷媒の入替ができず新規交換していた。【解決手段】 発熱体5を収納する筐体3は、3層積層された沸騰冷却器1を用いた冷却装置2によって、内部の密閉空間6内の冷却が行われる。沸騰冷却器1は、バルブ33が設けられており、このバルブ33によって廃却時の冷媒回収や、能力アップ時の冷媒入替が容易に行える。バルブ33は、内部連通室9内に配置されており、ハッチ38の開閉により上記作業が容易に行える。また、バルブ33は外気に触れないため接続不良が防がれる。例えバルブ33が破損しても、流出した冷媒は筐体3の外部に流出しない。バルブ33が液冷媒を直接回収する割合が高く、回収時間が短い。
請求項(抜粋):
受熱して沸騰気化する液冷媒が封入された受熱器と、この受熱器の上に配置されるとともに前記受熱器内に連通して設けられ、前記受熱器で沸騰気化した気化冷媒を凝縮して液化させる放熱器とを有し、前記受熱器と前記放熱器に冷媒の封入、回収が可能なバルブを設けたことを特徴とする沸騰冷却器。
IPC (2件):
F28D 15/02 ,  H05K 7/20
FI (2件):
F28D 15/02 M ,  H05K 7/20 Q
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • ヒ-トパイプ式筐体冷却器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-097177   出願人:古河電気工業株式会社
  • 特開平4-236031
  • 沸騰冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-332145   出願人:株式会社デンソー

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