特許
J-GLOBAL ID:200903084244349646

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 寿武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-366958
公開番号(公開出願番号):特開2007-170921
出願日: 2005年12月20日
公開日(公表日): 2007年07月05日
要約:
【課題】 撮像倍率や分解能を容易に変更でき、しかも簡易に重量バランスを調整できるX線CT装置を提供する。【解決手段】 ガイドアーム3に搭載したX線源6およびX線検出器7が試料Sに対し接離する方向へ移動自在である。この移動に対し、ガイドアーム3に搭載された各構成要素を含む全体の重心が、重量バランス調整機構によって回転軸上に保たれている。重量バランス調整機構は、ガイドアーム3へ移動自在に搭載された可動ウエイト12を含む。この可動ウエイト12は、回転軸Oまわりの回転モーメントの総和がほぼ零となるように移動制御される。この可動ウエイト12の移動経路は、X線源6またはX線検出器7の移動方向と平行で、かつ回転軸Oを通らない任意の直線上に設定されている。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
X線を発生させるX線源と、試料を保持する試料保持手段と、X線源から放射され試料を透過してきたX線を検出するX線検出器と、前記X線源およびX線検出器を搭載する回転支持体とを備えたX線CT装置において、 次の(イ)乃至(リ)の要件を満たす構成であることを特徴とするX線CT装置。 (イ)前記回転支持体は、前記X線源およびX線検出器を搭載し、前記試料保持手段に保持された試料の周囲に開放された空間を形成する。 (ロ)前記回転支持体は、前記試料保持手段に保持された試料を通る軸を中心に回転自在である。 (ハ)前記回転支持体は、前記試料保持手段に保持された試料を挟んで前記X線源とX線検出器とを対向配置する。 (ニ)前記回転支持体は、前記X線源およびX線検出器の一方または双方を、前記試料保持手段に保持された試料に対して接離する方向へ移動可能である。 (ホ)前記回転支持体は、当該回転支持体に搭載される各構成要素を含む全体の重心を、当該回転支持体の回転軸上に配置してある。 (ヘ)前記回転支持体は、前記X線源およびX線検出器の一方または双方の前記試料に対する接離方向への移動に対し、当該回転支持体に搭載される各構成要素を含む全体の重心を、当該回転支持体の回転軸上に保つ重量バランス調整手段を備えている。 (ト)前記重量バランス調整手段は、前記回転支持体へ移動自在に搭載された可動ウエイトを含み、前記回転支持体の回転軸まわりの回転モーメントの総和がほぼ零となるように、前記可動ウエイトを移動制御する構成である。 (チ)前記可動ウエイトは、その移動経路を、前記X線源またはX線検出器の移動方向と平行で、かつ前記回転支持体の回転軸を通らない任意の直線上に設定してある。
IPC (2件):
G01N 23/04 ,  A61B 6/03
FI (2件):
G01N23/04 ,  A61B6/03 321D
Fターム (22件):
2G001AA01 ,  2G001BA11 ,  2G001CA01 ,  2G001HA13 ,  2G001HA14 ,  2G001JA01 ,  2G001JA06 ,  2G001JA10 ,  2G001KA01 ,  2G001LA01 ,  2G001MA02 ,  2G001MA06 ,  2G001PA18 ,  4C093AA22 ,  4C093EC28 ,  4C093EC30 ,  4C093EC32 ,  4C093EC42 ,  4C093EC43 ,  4C093EC46 ,  4C093EC48 ,  4C093EC54
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • X線CTスキャナ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-103111   出願人:株式会社日立製作所, 株式会社日立エンジニアリングサービス
審査官引用 (7件)
  • X線断層撮影装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-087600   出願人:東芝メディカルシステムズ株式会社
  • 回転バランス調整方法およびX線CT装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-228089   出願人:ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー
  • マルチモダリティ・イメージングの方法及びシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-090335   出願人:ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー
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引用文献:
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