特許
J-GLOBAL ID:200903084314160090

可変分散補償器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-371937
公開番号(公開出願番号):特開2007-171770
出願日: 2005年12月26日
公開日(公表日): 2007年07月05日
要約:
【課題】(1)帯域が広く、可変分散量の広い補償器を提供する。(2)波長多重伝送システムに有効な伝送路が分散スロープをもつ場合に適用するための可変分散スロープ補償器を提供する。【解決手段】エタロンとミラーを平行、あるいはわずかに角度を与えることでコリメータから出射される光がエタロンに複数回反射された後、他方のコリメータへ入射する構成とし、さらに、ヒータ等により温度を変化させることにより、可変機構を設ける。そして、これらの分散補償部を多段に設け、エタロンの片側反射率に波長依存性を持たせることで、(1)可変分散補償器の有効帯域と分散量を拡大、(2)波長多重光伝送システムに適した可変分散スロープ補償器を実現する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
コリメータからの光ビーム照射を受ける第1の光共振器と、前記第1の光共振器と所定の角度を持って配置された第1のミラーとを有し前記光ビームをn1回(n1は自然数)反射させる第1の可変分散補償部と、 コリメータからの光ビーム照射を受ける第2の光共振器と、前記第2の光共振器と所定の角度を持って配置された第2のミラーとを備え前記光ビームをn2回(n2は自然数)反射させる第2の可変分散補償部と、 コリメータからの光ビーム照射を受ける第3の光共振器を含む第3の可変分散補償部と、を有し 前記第1および第2の光共振器はそれぞれ、対向する第1および第2の平面を有し、前記第1の平面の反射率の値は100%以下で、かつ90%以上であり、前記第2の平面の反射率は前記第1の平面の反射率より低く、かつ前記第2の平面上には、前記第2の平面に入射する多重化された光信号の波長範囲内で最も短い波長を第1の波長と、最も長い波長を第2の波長としたとき、前記第2の平面上における前記第1の波長の光と前記第2の波長の光の反射率の値が異なり、かつ、前記第1および前記第2の波長の区間における前記反射率の値が単調増加もしくは単調減少するフィルタが前記第2の平面上に設けられ、 前記第1の可変分散補償部と、前記第2の可変分散補償部と、前記第3の可変分散補償部とがそれぞれカスケード接続されていることを特徴とする可変分散補償器。
IPC (1件):
G02B 6/00
FI (1件):
G02B6/00 321
Fターム (3件):
2H038AA24 ,  2H038BA03 ,  2H038BA38
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
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