特許
J-GLOBAL ID:200903084500623580
冷凍サイクル装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-020518
公開番号(公開出願番号):特開平11-344264
出願日: 1999年01月28日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 ホットガスバイパス運転時における冷媒配管内への冷媒の寝込み現象を防止する。【解決手段】 凝縮器で凝縮した冷媒を減圧させる温度式膨張弁15のジョイント151に逆止弁16を内蔵し、この逆止弁16下流側にホットガスバイパス通路の出口が接続されるバイパス接続口165を開口する。これにより、ホットガスバイパス通路からの冷媒が膨張弁15の上流側に逆流するのを防止する。バイパス接続口165と逆止弁16とを近接して配置することができるので、ホットガスバイパス運転時に、膨張弁15よりも上流側の冷媒配管内に吐出ガス冷媒が流入して寝込むという現象が生じるのを良好に防止できる。
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮し、吐出する圧縮機(10)と、この圧縮機(10)の吐出ガス冷媒を凝縮する凝縮器(13)と、この凝縮器(13)で凝縮した冷媒を減圧させる第1減圧装置(15)と、この第1減圧装置(15)で減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器(17)と、前記圧縮機(10)の吐出側を直接、前記蒸発器(17)の入口側に接続するホットガスバイパス通路(19)と、このホットガスバイパス通路(19)に設けられ、前記圧縮機(10)の吐出ガス冷媒を減圧する第2減圧装置(21)と、前記圧縮機(10)の吐出側から前記凝縮器(13)および前記ホットガスバイパス通路(19)への冷媒流れを切り替える弁手段(12、20)とを備え、前記圧縮機(10)の吐出ガス冷媒を前記ホットガスバイパス通路(19)を通して直接、前記蒸発器(17)に流入させることにより、ホットガスバイパスによる暖房モードを設定する冷凍サイクル装置において、前記ホットガスバイパス通路(19)からの冷媒が前記凝縮器(13)側に逆流するのを防止する逆止弁(16)を、前記第1減圧装置(15)のジョイント(151、152)に内蔵したことを特徴とする冷凍サイクル装置。
引用特許: