特許
J-GLOBAL ID:200903084510387435
配電線事故原因推定システムとその方法、およびプログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-174485
公開番号(公開出願番号):特開2009-017637
出願日: 2007年07月02日
公開日(公表日): 2009年01月22日
要約:
【課題】地絡事故発生時において時間的に変化する事故様相を、事故原因に応じて異なる具体的な個々の電気的事象と対応付けて捉えることにより、詳細かつ高精度の事故原因推定を可能とする。【解決手段】零相電流分類手段12は、零相電流の時間的変化を捉えた周波数分析を行い、各時刻における代表次数毎の高調波含有率を算出して零相電流の波形を複数の波形パターンに分類し、各波形パターンの選定時間出現比率を算出する。一致度判定手段13は、各波形パターンの選定時間出現比率と、事故原因毎に異なる個々の電気的事象と対応付けて予め用意された零相電流のサンプルデータとの一致度を判定する。零相電圧分類手段14は、零相電圧の大きさに応じて零相電圧の波形を分類する。事故原因最終判定手段15は、零相電流の波形分類結果とその一致度判定結果、および、零相電圧の波形分類結果に基づき、最終的に想定される事故原因を推定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
配電線における地絡事故発生時の電気量データを分析して事故原因を推定する配電線事故原因推定システムにおいて、
零相電流の測定データを取り込むデータ取得手段と、
零相電流の波形分類を行う零相電流分類手段と、
零相電流の波形分類結果と、予め用意された零相電流のサンプルデータとの一致度を判定する一致度判定手段と、
零相電流の波形分類結果とその一致度判定結果に基づき、想定される事故原因を最終的に判定する事故原因最終判定手段と、
事故原因の最終判定結果を出力する出力手段を有し、
前記零相電流分類手段は、
零相電流の時間的変化を捉えた周波数分析を行い、各時刻における代表次数毎の高調波含有率を算出する周波数分析手段と、
零相電流の各時刻における代表次数毎の高調波含有率に基づき、零相電流の波形を複数の波形パターンに分類し、各波形パターンが選定された時間の出現比率を各波形パターンの選定時間出現比率として算出する波形分類手段を有し、
前記一致度判定手段は、零相電流の波形分類結果として得られた各波形パターンの選定時間出現比率と、事故原因毎に異なる個々の電気的事象と対応付けて予め用意された零相電流のサンプルデータとの一致度を判定するように構成される
ことを特徴とする配電線事故原因推定システム。
IPC (3件):
H02H 3/347
, H02H 3/34
, H02H 3/50
FI (3件):
H02H3/347 D
, H02H3/34 M
, H02H3/50 D
Fターム (6件):
5G058BB02
, 5G058BC16
, 5G058BD10
, 5G058BD11
, 5G058BD14
, 5G058CC02
引用特許:
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