特許
J-GLOBAL ID:200903088527060761

高圧配電線の地絡故障原因判別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-212695
公開番号(公開出願番号):特開2000-050488
出願日: 1998年07月28日
公開日(公表日): 2000年02月18日
要約:
【要約】【課題】 高圧配電線の地絡故障発生直後(過渡現象部分)の短時間信号を分析することで各原因別の特徴を得て、ニューラルネットワークにて学習させることで、事故原因を容易に特定できるようにすること。【解決手段】 地絡故障時の故障要因毎の時間周波数分析結果の蓄積を行ない(ステップS1)、地絡故障時の零相電流波形・零相電圧波形の測定を行なう(S2)。次に、地絡故障直前から数msの零相電流波形・零相電圧波形の過渡部分を検出し(S3)、マザーウェーブレットΨ(x) の算定をする(S4)。さらに、ウェーブレット変換の値を算定し(S5)、基本波に対する各周波数の比率の算定を行なう(S6)。次に、過渡部分の時間周波数分析を等高線画像で表示し(S7)、ステップS8では、地絡故障原因毎の等高線画像とパターン認識により比較し、判定値を算出し、これを繰り返して学習回数を重ねる。
請求項(抜粋):
原因が判明している高圧配電線における地絡故障時の零相電流波形および零相電圧波形に基づいて地絡故障を判定する地絡故障判定ステップと、各故障原因の特異性をより明確に捉えるため故障発生直後の過渡現象波形に着目し、その過渡現象部分を時間周波数分析により特異性を抽出する算定ステップと、各々の時間における周波数成分の含有を強弱で表現するために商用周波数成分に対する各々の周波数成分との比率を算定し、その比率を時間に対する周波数の変動を表現する等高線画像に加工する加工ステップと、その等高線画像に基づいてパターン認識を行い故障原因の特定をする特定ステップとを備えていることを特徴とする高圧配電線の地絡故障原因判別方法。
IPC (8件):
H02H 3/50 ,  G01R 19/252 ,  G01R 23/16 ,  G01R 31/00 ,  G01R 31/02 ,  H02H 3/16 ,  H02H 3/34 ,  H02H 3/347
FI (8件):
H02H 3/50 D ,  G01R 19/252 ,  G01R 23/16 Z ,  G01R 31/00 ,  G01R 31/02 ,  H02H 3/16 B ,  H02H 3/34 M ,  H02H 3/347 D
Fターム (26件):
2G014AA04 ,  2G014AB33 ,  2G014AC15 ,  2G035AA12 ,  2G035AB08 ,  2G035AC01 ,  2G035AC02 ,  2G035AD10 ,  2G035AD19 ,  2G035AD44 ,  2G036AA21 ,  2G036BA46 ,  2G036CA08 ,  5G004AA01 ,  5G004AB01 ,  5G004BA01 ,  5G004CA02 ,  5G004DA01 ,  5G004DC14 ,  5G058AA02 ,  5G058BB02 ,  5G058BD14 ,  5G058CC02 ,  5G058CC06 ,  5G058EE01 ,  5G058EF03
引用特許:
審査官引用 (5件)
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