特許
J-GLOBAL ID:200903084513828017

フィン付き熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  内藤 浩樹 ,  永野 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-293598
公開番号(公開出願番号):特開2007-101111
出願日: 2005年10月06日
公開日(公表日): 2007年04月19日
要約:
【課題】フィン付き熱交換器の形態およと製造方法を改善し、空気調和機の室内ユニットの限られた空間、特に奥行きが狭い空間にできるだけ大きなフィン付き熱交換器を収納し、熱交換能力の大幅な向上をはかるとともに、蒸発器として使用したときフィン表面に凝縮する水をフィンに沿って円滑に流下させることができるフィン付き熱交換器を提供すること。【解決手段】フィンの風上前縁および風上後縁の直線部にそれぞれ最近接となる伝熱管11の外径中心と、風上前縁もしくは風上後縁との最短距離が、同一伝熱管列で一定でない略くの字状の前面側熱交換器20のフィンと略矩形の背面側熱交換器40のフィンを構成して凝縮水がフィンに沿って流れ易く構成し、それらが繋がり、直径が異なるフィンカラーを組み合わせた1枚のフィンとして連続プレス加工する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
前面側に吸込み口がおよび下面側に吹出し口がそれぞれ設けられた筐体と、前記筐体に収納される貫流送風機とから風回路を構成し、前記吸込み口から貫流送風機までの風回路の途中または貫流送風機から吹出し口までの風回路の途中に配置される前面側熱交換器と背面側熱交換器とを備え、前記前面側熱交換器および前記背面側熱交換器は、多数のフィンと内部を冷媒が流動する多数の伝熱管とを有し、前記前面側熱交換器におけるフィンを、その風上前縁および風下後縁がそれぞれが同じ鈍角をなす2本の直線部並びにこれら2本の直線の間を結ぶ1本の曲線部により、略くの字状に形成するとともに、略くの字状に形成された前記フィンの直線状の風上前縁と直線状の風下後縁とで挟まれた二つの領域のうち、貫流送風機に近い側の領域における風上前縁と風下後縁との距離を18〜27にするとともに、当該フィン部に挿入される伝熱管、および当該フィンの曲線状の風上前縁と曲線状の風下後縁とで挟まれた領域の部分に挿入される伝熱管の外径を6.0〜8.0にして気体の主流方向に沿う方向となる列方向に2列および1列配置し、また、貫流送風機から遠い側の領域および背面側熱交換器の領域における風上前縁と風下後縁との距離を27〜30mmにすると共に、当該フィン部に挿入される伝熱管およびにおけるフィンの風上前縁の直線部と風下後縁の直線部とで挟まれた部分に挿入される伝熱管の外径を4.0〜7.0mmにするとともに、気体の主流方向に沿う列方向に伝熱管を3列で配置したことを特徴とするフィン付き熱交換器。
IPC (4件):
F28F 1/32 ,  F25B 1/00 ,  F25B 39/00 ,  F25B 39/02
FI (9件):
F28F1/32 V ,  F28F1/32 Y ,  F28F1/32 W ,  F28F1/32 Q ,  F25B1/00 396A ,  F25B1/00 396E ,  F25B1/00 396D ,  F25B39/00 D ,  F25B39/02 J
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3091830号公報(第3-8頁、第1図)
審査官引用 (5件)
  • フィン付き熱交換器およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-313330   出願人:松下電器産業株式会社
  • 空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-054381   出願人:株式会社東芝
  • 熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-232472   出願人:株式会社東芝
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