特許
J-GLOBAL ID:200903084702845194

建造物の制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-190429
公開番号(公開出願番号):特開2001-020557
出願日: 1999年07月05日
公開日(公表日): 2001年01月23日
要約:
【要約】【課題】 建造物の変形量が異なる風および地震の制振性能を満足しつつ制振構造体の小型化を図って各制振板に作用するモーメントを低減し、もって該制振板の強度確保に制限されることなく本来の制振性能を容易に確保し、更には温度の違いによっても略一定の制振性能を得る。【解決手段】 交互に挟まれた第1制振板34と第2制振板36との重合部分38間に、両制振板34,36の相対移動に伴って振動エネルギーを吸収する粘弾性素材を用いたエネルギー吸収体40を備えて制振構造体16を構成する。上方RC梁14aおよび下方RC梁14bから上方突出部18および下方突出部20を対向して突出する。上,下方突出部18,20間に、第1,第2制振板34,36の一方が上方突出部18に、他方が下方突出部20にそれぞれ一体化されるようにして制振構造体16を取り付ける。エネルギー吸収体40に、温度依存性の小さい粘弾性体を用いる。
請求項(抜粋):
交互に配置される第1制振板および第2制振板と、これら第1,第2制振板の重合部分間に介在されて、両制振板の相対移動に伴って振動エネルギーを吸収する粘弾性素材を用いたエネルギー吸収体とを備えて制振構造体を構成する一方、上方RC梁および下方RC梁からそれぞれ上方突出部および下方突出部を対向して突出し、これら上,下方突出部間に、上記第1,第2制振板の一方が上方突出部に、他方が下方突出部にそれぞれ一体化されるようにして上記制振構造体を取り付けることを特徴とする建造物の制振装置。
IPC (4件):
E04H 9/02 321 ,  E04H 9/02 ,  E04B 2/56 643 ,  F16F 15/02
FI (5件):
E04H 9/02 321 E ,  E04H 9/02 321 B ,  E04B 2/56 643 A ,  F16F 15/02 K ,  F16F 15/02 S
Fターム (9件):
2E002FA04 ,  2E002LB05 ,  2E002LC11 ,  2E002MA12 ,  3J048AA02 ,  3J048AB01 ,  3J048BC04 ,  3J048BD08 ,  3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-016268
  • 既設建物の耐震補強構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-091170   出願人:ドーピー建設工業株式会社
  • 耐震構造骨組
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-323327   出願人:三菱建設株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 特開平2-016268
  • 既設建物の耐震補強構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-091170   出願人:ドーピー建設工業株式会社
  • 耐震構造骨組
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-323327   出願人:三菱建設株式会社
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