特許
J-GLOBAL ID:200903084848754298
ディジタルX線装置における透視像表示方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西山 春之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-270171
公開番号(公開出願番号):特開平8-107891
出願日: 1994年10月11日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 ディジタルX線装置において、被検体の対象部位について透視をしながらカテーテルや内視鏡などの経皮的検査治具を該対象部位へ挿入する際に、その経皮的検査治具の描出能を向上できると共に被曝線量を低減可能とする。【構成】 被検体の対象部位について予め撮影しこの撮影画像を記憶装置に記録しておき、上記対象部位について透視をしながら経皮的検査治具を該対象部位へ挿入する際に、上記対象部位を透視しながら上記撮影画像を読み出して現在の透視像とスーパーインポーズさせて表示し、挿入中の経皮的検査治具の表示領域以外の領域はX線絞りを自動制御して該X線絞りで逐次覆いつつ上記対象部位の透視像を表示するものである。これにより、上記経皮的検査治具の描出能を向上できると共に、被検体や術者に対する被曝線量を低減することができる。
請求項(抜粋):
被検体テーブルに寝載された被検体にX線を照射するX線管球と、このX線管球の前面に配置され照射されるX線の領域を制限するX線絞りと、上記被検体を間に挟んで上記X線管球に対向配置され被検体からの透過X線像を可視光像に変換するX線検出器と、このX線検出器からの出力光学像を撮影して電気信号に変換する撮像装置と、この撮像装置からの出力信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、このA/D変換器又は後述の記憶装置からのディジタル信号を入力して画像演算を行う演算装置と、この演算装置の入力データ又は出力データとしての画像データを格納する記憶装置と、この記憶装置から読み出した画像データを表示のために階調変換するルックアップテーブルと、このルックアップテーブルからの出力データをアナログ信号に変換するD/A変換器と、このD/A変換器からのアナログ信号に基づいて画像表示する表示装置と、上記各構成要素の動作を制御する制御装置と、この制御装置に接続され操作入力をする操作卓とを有して成るディジタルX線装置において、被検体の対象部位について予め撮影しこの撮影画像を上記記憶装置に記録しておき、上記対象部位について透視をしながら経皮的検査治具を該対象部位へ挿入する際に、上記対象部位を透視しながら上記撮影画像を読み出して現在の透視像とスーパーインポーズさせて表示し、挿入中の経皮的検査治具の表示領域以外の領域は上記X線絞りを自動制御して該X線絞りで逐次覆いつつ上記対象部位の透視像を表示することを特徴とするディジタルX線装置における透視像表示方法。
IPC (2件):
A61B 6/00 360
, A61B 6/12
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平3-001845
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X線量を減らす方法と装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-313870
出願人:ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
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X線撮影装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-222834
出願人:株式会社東芝
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