特許
J-GLOBAL ID:200903084849997747

移動体用角速度検出手段の零点出力補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石山 博 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-285293
公開番号(公開出願番号):特開2000-111348
出願日: 1998年10月07日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】【課題】 方位角演算装置10は、自動車のナビゲーション装置に装備され、角速度センサ11の出力に基づいて自動車の方位角を検出する。角速度センサ11の零点電圧-温度特性について、角速度センサ11の個体差や経年変化に有効に対処する。【解決手段】 補正特性保存メモリ17は、角速度センサ11の零点電圧-温度特性を読み書き自在に書き込まれている。移動体速度判定手段24及びGPSシステム26により直進走行中等の角速度センサ11が零点電圧を出力している時を検出すると、この時の角速度センサ11の出力電圧と共に、温度センサ14より角速度センサ11の周囲温度を検出し、検出温度における補正特性保存メモリ17の零点電圧-温度特性の零点電圧を検出出力電圧に変更する。
請求項(抜粋):
移動体に装備され、出力の時間積分が前記移動体の方位変化量の演算に利用されるようになっている移動体用角速度検出手段(11)の零点出力補正装置(10)において、(a)前記移動体の向きがほぼ一定に維持されているか否かを判定する移動体向き判定手段(32)、(b)前記角速度検出手段(11)の温度を検出する温度検出手段(14)、(c)前記移動体の向きがほぼ一定に維持されている時の前記角速度検出手段(11)の出力を零点出力として前記角速度検出手段(11)についての零点出力と各温度との関係を零点出力-温度特性として記憶する零点出力-温度特性記憶手段(17)、及び(d)前記移動体向き判定手段(32)により前記移動体の向きがほぼ一定に維持されていると判定された場合は前記零点出力-温度特性記憶手段(17)の零点出力-温度特性の、前記温度検出手段(14)のその時の検出温度における零点出力を、前記角速度検出手段(11)のその時の出力に基づいて修正する零点出力-温度特性修正手段(30)、を有していることを特徴とする移動体用角速度検出手段の零点出力補正装置。
IPC (4件):
G01C 19/56 ,  G01D 3/028 ,  G01P 9/04 ,  G01C 21/00
FI (4件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04 ,  G01C 21/00 D ,  G01D 3/04 Q
Fターム (21件):
2F029AA02 ,  2F029AA04 ,  2F029AB01 ,  2F029AB07 ,  2F029AB09 ,  2F029AC02 ,  2F029AC04 ,  2F029AD03 ,  2F075AA03 ,  2F075AA06 ,  2F075AA07 ,  2F075CC01 ,  2F075EE15 ,  2F075EE17 ,  2F075EE18 ,  2F105AA02 ,  2F105BB08 ,  2F105BB09 ,  9A001EE05 ,  9A001GZ16 ,  9A001JZ78
引用特許:
審査官引用 (9件)
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